日本マクドナルドホールディングス株式会社

日本マクドナルドホールディングス株式会社は、日本マクドナルドの持株会社で、グループ企業の経営戦略の策定業務と実行業務、不動産賃貸業務を行っていますが、管理・経理事務処理業務等は日本マクドナルドに委託しており、従業員はいません。

日本マクドナルドは、直営店とフランチャイズによりハンバーガーレストラン事業を展開しており、米国マクドナルド・コーポレーションから許諾されるライセンスに対するロイヤルティーを支払っています。なお、米国マクドナルドとのライセンス契約の支払ロイヤルティーは、システムワイドセールスの3％（2030年12月31日まで）となっています。

2022年12月期のシステムワイドセールス（全店売上高）は7,175億89百万円、売上高3,523億円（前期比10.9％増）、営業利益338億7百万円（2.1％減）、経常利益328億13百万円（2.4％減）、親会社株主に帰属する当期純利益199億37百万円（16.7％減）です。

直営店舗数は859店舗（前期比14店舗減）、フランチャイズ店舗数2,108店舗（14店舗増）、計2,967店舗です。

デリバリー実施店舗数はマックデリバリーサービス967店舗、Uber Eats1,905店舗、出前館1,932店舗等、合計で全国2,200店舗となっており、今後もデリバリーサービスを提供できる店舗を拡大する計画です。

ドライブスルーは、キャパシティの増強に加え、「モバイルオーダー」商品を、車に乗ったまま店舗の駐車場で受け取れるサービス「パーク＆ゴー」をより多くの店舗に拡大しており、2022年12月末時点で全国の1,104店舗で実施しています。

2023年12月期の業績予想は、売上高3,740億円（6.2％増）、営業利益350億円（3.5％増）、経常利益335億円（2.1％増）、親会社株主に帰属する当期純利益210億円（5.3％増）でしたが、2023年11月に売上高3790億円、営業利益400億円、経常利益400億円、親会社株主に帰属する当期純利益240億円と上方修正しています。

＜売上高前年同月比推移・月末店舗数＞

日本マクドナルドには労働組合が存在しています。