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ワークマン/「楽天」出店終了、自社ネット通販で売上30億円目指す

2020年01月27日EC

ワークマンは1月27日、同社ネット通販の2割を占めてきた楽天経由での販売を2月末で終了すると発表した。

<新サイトは「店舗在庫の店舗受け取り」強化>
新サイトは「店舗在庫の店舗受け取り」強化

今後は自社通販サイトにシフト。3月16日に「店舗在庫」による「店舗受け取り」通販の次世代Click&Collect型(オムニチャンネル)の新サイトをオープンする。新サイトでの初年度の売上目標は、30億円と設定した。うち、8割以上が店舗受け取りとなり、フランチャイズ加盟店の売上になる。ネット販売は従来通りのペースで今後も毎年売上を倍増していく。

新サイトでは、「店舗在庫の店舗受け取り」を強化し、構造的にネット通販専業に勝てる体制を築く。
 
ワークマンは、全売上の5割を占めるPB製品ラインが強化されたことにより、「店舗受け取り」通販を本格化。アウトドアウェアと作業服ともに、ネット大手に「定価」で負けないPBを揃えた。

作業服PBには10年間の供給保証も付けて、参入障壁を高めた。ネット最大手の規模の経済による宅配コストの優位にも、宅配コストのかからない「店舗在庫の店舗受け取り」で対抗。受け取り拠点の強化のため、都心や唯一の空白県である宮崎県にも出店する。

現状、ネット通販の顧客の67%が店舗受け取りを選択。全リアル店舗が好調で出店条件が緩和され、今後10年でさらに400店の新規出店が可能になったため、新サイトでの販売を推進する。

店舗受け取り以外で、自発的に来店したプロ客の9割が月1回、一般客の7割が年2~4回購入する固定客になっているため、ネット販売の注文の約7割は店舗に在庫があるという。

店舗に在庫がある場合は、最短3時間で店舗受け取りが可能。店舗在庫がない製品は、本部から店舗へ毎日行くチャーター便に載せることで、追加コストをカットする。店舗受け取りでは、店舗で試着とサイズ変更もできるメリットがある。

新サイトでは、人気製品は先行予約も実施。店舗在庫を公開するため、急ぎの場合は、直接店舗に行って購入もできる。

加盟店への人気製品在庫の電話問合せが減少し、加盟店の負担を軽減できる効果も期待している。

新サイトには、作業服用としてブラザーの刺繍機と連動した「ネーム入れ」機能があり、入力した文字をサイト上で刺繍ミシン用データに変換して名入れができる。企業・団体・サークルなどで使うユニフォーム・チームウェア用のTシャツ・ポロシャツ・ジャンパーへのロゴ刺繍もサイト上から申し込み可能となっている。

今後「Click & Collect」受け取り拠点を増やすため、都心ターミナル駅周辺の商業施設への出店、 空白県(宮崎県)と出店密度の低い県(鹿児島県・大分県、長崎県)の早期解消に取り組む。

さらに、最近の年間新規出店は25店前後だったが、来期からは出店目標を年40店に引き上げる予定だ。

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