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PayPayモール/「バーチャルフィッティング」機能を追加

2020年08月20日 13:20 / EC

ヤフーは8月20日、オンラインショッピングモール「PayPayモール」のスマートフォン向けアプリ(iOS版、Android版)に、「PayPayモール」で扱う約1,000点のメガネ、約55,000点のイヤリング・ピアス全商品から、そのメガネの形・色に近い3D画像化サンプル約40種、そのイヤリング・ピアスの形に近い3D画像化サンプル7種を試着できる「バーチャルフィッティング」機能を追加した。

<バーチャルフィッティング>
バーチャルフィッティング

ユーザーは、まず「PayPayモール」アプリ上のメガネとイヤリング・ピアスの商品ページから「バーチャルフィッティング」機能を立ち上げ、スマートフォンのインカメラで自分の顔を撮影する。

次に、自分が試着したいメガネやイヤリングの形、色を選択すると、自分の顔写真上で立体的に3D画像化されたサンプルを試着できる。

さらに、自分の顔の輪郭とメガネの相性度をパーセンテージで算出する相性診断や、相性度の高い実際の商品が一覧でおすすめされる機能も楽しめる。試着した画像はスマートフォン上に保存したり、SNS上でシェアしたりできる。

<バーチャルフィッティングの使い方>
バーチャルフィッティングの使い方

また、メガネ製造販売の「OWNDAYS(オンデーズ)」がアニメ「機動戦士ガンダム」とコラボレーションしたメガネ全4種(ガンダムモデル、シャア専用ザクモデル、ザクモデル、ドムモデル)は、実際の商品の3D画像を試着可能となっている。

<ガンダムモデルメガネ>
ガンダムモデルメガネ

なお、相性診断は現在メガネのみで、イヤリング・ピアスには対応していない。

ヤフーが2019年12月に実施したユーザーインタビューでは、自分の顔との相性が重視されやすいメガネやイヤリング・ピアスなどの商品は、「試着ができないオンラインショッピングでは買いづらい」といった声があった。

実際「PayPayモール」においても、メガネやアクセサリー商品は、他のジャンルの商品に比べアクセス数に対し購入するユーザーの割合が少ないという課題があった。

「バーチャルフィッティング」を通じて、ユーザーはオンラインショッピングで自分に似合う商品の購入が可能となる。また昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大により、実店舗に来店して商品を試着することに抵抗があるという人への課題解決の一助となる。

今後もオンラインショッピングにおけるユーザーの課題やニーズに向き合い、利便性を向上させることで、新しい買い物体験の実現に努めるという。

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