三越伊勢丹/ECでスタッフのファッションスナップ通じた販売開始

2021年05月26日 14:40 / EC

三越伊勢丹は5月26日、公式オンラインストアにスナップ機能を導入したと発表した。

<フロアやブランドの垣根を超えたコーディネート提案>
フロアやブランドの垣根を超えたコーディネート提案

同機能には、バニッシュ・スタンダードが運用するスタッフのDXアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を採用した。

「STAFF START」は、店舗と同じようにECでも店舗スタッフの接客を実現させるシステム。店頭などで、販売員が自身のコーディネートや着用アイテムを撮影、オンラインストアなどに投稿。顧客と店舗スタッフのオンライン上での接点を強化し、EC・店舗の隔てなく接客・販売できる機能となっている。

実際にスタッフが着用しているアイテムが欲しい際には、スナップより商品購入ページへ進み、オンライン購入が可能。自社サービスである「マッチパレット」「骨格スタイル分析」「パーソナルカラー診断」がスナップ詳細に記載されており、一度サービスを受けると店頭に足を運ばなくても自身に合うアイテムをオンライン上で探すことができる。

<スナップから商品を購入できる>
スナップから商品を購入できる

コロナ禍において、なかなか来店できない場合も、オンラインストアでも店舗での買物と同様に、単品だけでないスタイリング提案を行うことで、サイズ感やコーディネートなど確かめながら買物を気軽に楽しめるよう、スナップ機能を導入した。

4月27日にスナップ機能をスタートしてから、5月17日時点で、登録スタッフ数は約300人(投稿人数約90人)、三越伊勢丹オンラインストアのCVRに対して、SNAPを経由したCVRが約1.8倍に伸長。スナップの1販売あたりの売上単価が、オンラインストア内と比べて約1.4倍になった。スナップページから直接オンラインストアで約20万円のコートを購入した顧客の事例もあるという。

さらに、昨年11月25日よりサービス開始となった「三越伊勢丹リモートショッピングアプリ」にて、スナップ掲載商品についての問い合わせが可能。細かい素材感、似ているアイテムの問い合わせにも対応し、店頭に行かなくても接客を受けることができる。

<キッチン用品、食器、バストイレタリーなども展開>
キッチン用品、食器、バストイレタリーなども展開

現在、スナップ機能は、レディース(婦人服、婦人雑貨、婦人靴など)、メンズ(紳士服、紳士雑貨、紳士靴など)、インテリア(キッチン用品、食器、バストイレタリー、インテリア雑貨など)に展開している。今後、食品など対象を拡大予定だ。

■三越伊勢丹オンラインストア
https://www.mistore.jp/shopping

■三越伊勢丹リモートショッピングアプリ
https://www.mistore.jp/shopping/campaign/mirs_cp.html

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