楽天グループとエレナは2月17日、楽天が運営するネットスーパーのプラットフォーム「楽天全国スーパー」への出店について合意する契約を、締結した。
<エレナが2023年夏ネットスーパー開始>

2023年夏ごろよりエレナが、長崎県と佐賀県を中心に運営する食品スーパーマーケット「エレナ」を「楽天全国スーパー」に出店。ネットスーパーサービスの提供を長崎県の一部地域から開始予定だ。
「楽天全国スーパー」は、全国のスーパーマーケット事業者向けに、楽天が受注管理やオンライン上の決済などの機能を提供するプラットフォーム。楽天は、西友と協働運営する「楽天西友ネットスーパー」で培ったノウハウを生かし、集客・販促活動、配送に伴うオペレーション構築など、事業者のネットスーパー事業の立ち上げ・運営を一気通貫で支援する。
エレナは1959年に創業し、現在長崎県と佐賀県を中心にスーパーマーケットを43店舗展開している。
変化する顧客ニーズに対応し、データマーケティングや販促施策をより強化するべく、2022年2月より楽天ペイメントが運営する共通ポイントサービス「楽天ポイントカード」を、同年4月よりスマホ決済サービス「楽天ペイ(アプリ決済)」を、運営するスーパーマーケット「エレナ」「エレナmini」「なかよし村」の全店舗で導入している。
今回の「楽天全国スーパー」への出店により、地域の顧客にさらに利便性の高いサービスの提供を目指す。
■楽天全国スーパー
https://event.rakuten.co.jp/group/netsuper/open/
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