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東京都/小池知事4月12日までの「イベント自粛」を強く要請

2020年03月23日行政

東京都は3月23日、新型コロナウイルス感染症対策として、4月12日まで引き続きイベントを自粛するように要請した。

小池百合子知事が同日開いた会見の要旨は以下の通り。

小池知事 3月6日付けで、国が示した算式を用いた計算によりますと、東京においては、ピーク時の外来患者数が1日約4万人、入院患者数が約2万人を超えると推計されています。この推計は、公衆衛生上の対策を行わなかった場合の数字になりまして、引き続き予断を許さない状況に変わりはありません。

そこで、都民の皆さんに引き続き今日から3月23日から3週間、4月12日までご協力していただきたいことがあります。1つ、喚起の悪い密閉区間、多くの人の密集する場所、近距離での会話。この3つの条件が重なる場所を避ける行動をお願いしたいと存じます。

それから国の専門家会議によりますと、これらの3つの条件が重なる場所を避けるだけで、多くの方の重症化を食い止めることができるとされております。こうした観点から、これまでも出ていますように、ライブハウスやクラブ、スポーツジムなどの施設の利用、そして、イベントの自粛について、引き続きご協力をいただけますよう、強くお願いを申し上げます。この3週間、さきほど申し上げましたように、オーバーシュート(爆発的な感染者の増加)が発生するか否かの大変、重要な別れ道であるということでございます。

東京の特徴として、多くの大学や企業が集積していて、そして全国から人が集まるという日本最大の都市であると、改めて言うまでもございません。こうした特性から、専門家の先生方からのご指摘で、東京は発見が困難な若年層のクラスターが派生する恐れがあるということでございます。特にこの季節は、入学、そして入社を控えて、夢膨らませて、上京される方も多い季節でございます。しかし、一方で、専門方の方々のご指摘のように、感染しても症状の出ない若い方々が、無自覚のうちにウイルスを拡散させてしまう。このことが懸念されるわけであります。

このように若い方々から、高齢者また基礎疾患がある方へ感染が広がって、重症者が増加するという傾向は、なんてしてでも避けなければならない状況となります。こうした危機意識を改めて都民の皆様、特に、若い皆様方と共有したい。これが最大のメッセージであります。

都内では多くの大学が、新年度の授業の開始をいつにするかということで、多くの大学の皆様方は、かなり開始の時期をずらすということでご協力いただいております。また、民間企業の入社式でございますが、こちらも延期または中止などの対応を取って頂いていると伺っております。さらに体調が悪い時、無理せずに休んでいただく、それから、ちょっと心配な時は、まずかかりつけの先生に電話で相談をしていただきたい。さらに高齢者などへの感染防止に努めていただきたい。これらのこと、是非、ご協力をお願い申し上げます。

それから、通勤でございますが、これは働き方改革という別の意味もございます。テレワーク、時差通勤、在宅勤務など、かなりの企業でもご協力いただいて、それは如実に数字にも表れているところでございます。特にテレワークについては、東京都といたしましても10分の10という支援を出しておりますが、大変、これを効果的に使おうという企業も増えていまして、大体、想定の20倍くらいの応募がありまして、働き方が大きく変わろうとしていることを大きく実感しているわけであります。都といたしまして、こうした流れをしっかりと受け止めていきたいと参ります。

加えまして、これから時期を迎えます歓送迎会、これについても先ほど、申し上げましたような3つの条件が重なる場を、是非ともお避けいただきたい。ご協力をお願いいたします。

■都市封鎖(ロックダウン)を避けるために都民の協力が必要

引き続き、ご不便をおかけしますが、何度も申し上げますが、感染者の爆発的増加、いわゆるオーバーシュートを回避して、命を守るためのご協力、何卒、ご協力お願いしたいと思います。

これまで、都民の皆さん、国民の皆さんには、手洗いの実行であるとか非常に心がけて、ご協力を得てきたことに感謝申しあげます。一方で、事態の今後の推移によりましては、都市の封鎖、いわゆるロックダウンなど強力な措置を取らざる得ない状況が出てくる可能性があります。そのことを何としてでも、避けなければならない。そのためにも、引き続き、都民の皆様のご協力、さらに、一層のご協力を申し上げます。

小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和2年3月23日)

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