東京、大阪、愛知、京都、埼玉/全国SM協会に「買い物ルール」要請
2020年04月27日 16:00 / 行政
全国スーパーマーケット協会は4月27日、東京都、大阪府、愛知県、京都府、埼玉県の各自治体から、スーパーマーケットの店舗での買物ルールについて、お願いを受領したと発表した。
東京都は、スーパーマーケット・ホームセンター等に、「店内が混み合ったり、行列ができないような工夫」「店舗内の換気」「出入口でお客様が手指消毒できるような準備」「ドアノブ、買い物かご・カートなど、供用物の消毒」「レジ等お客様と従業員が対面する場所の仕切りの設置」「従業員のマスク着用、手指消毒など感染予防対策の徹底」を求めた。
大阪府は、百貨店、スーパーマーケット、ホームセンターに、「妊婦・高齢者・障がい者・ヘルプマークを付けた方が優先的に入店できる時間帯(1時間程度)の設定」「レジの行列で並ぶ位置の指定」「曜日・時間帯による特売やポイントアップの、できる限りのとりやめ
」「利用客同士の距離が2m程度を保てないなど、混雑時の入場制限」を求めている。
愛知県は、「混雑時の入場制限(買い物かごコントロール等)」「人と人との距離の確保(入店・会計待ち時のテープ等による間隔明示等)」「共用部の消毒・手指衛生(扉や手すりなどの消毒等)」「レジ前のパーティション(ビニールシートの活用等)」を求めた。
なお、オール日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会の団体は4月24日、「お買物エチケット」のポスターデータを作成した。
4月27日には、会員各社が自社ホームページなどでも、分かりやすくポスターの趣旨を伝えられるよう、約1分の動画バージョンの「お買物エチケット」を公開している。
■流通3団体合同ポスターデータ 動画バージョン(低画質版・サンプル)
■東京都「新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた店舗等における対策実施ご協力のお願い」
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