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西武HD/Webサイト注文品を駅などで受け取れるロッカー実験、冷蔵品も可能に

2023年01月27日 17:24 / IT・システム

SPACERは、西武ホールディングス、セントラルオペレーションと協業し、2月1日から3月31日まで、注文した商品をスマートロッカーで受け取り可能な物流ハブサービス「BOPISTA(ボピスタ)」の3回目となる実証実験を開始する。

<スマートロッカー>

「BOPISTA(ボピスタ)」は西武HDが提供するサービス。顧客は商品をBOPISTAサイトからオンライン注文し、自分の好きなタイミングで、駅や商業施設など、生活動線上にあるスマートロッカーで、気軽に受け取ることができる。その中でSPACERは商品の受け渡し部分のスマートロッカーの筐体と、スマートロッカー制御を含めたシステム開発を担う。

<利用イメージ>

今回の実証実験では、西武鉄道沿線、紀尾井町、丸の内など10カ所19拠点に常温ロッカーと冷蔵機能を搭載したロッカーを設置し、要冷蔵商品、温度管理が必要な商品も受け取り可能になった。

さらに、前回までの実証では、商品の受け取り専⽤ロッカーとして運⽤していたが、受け取り希望の注⽂が⼊ってない扉に⼿荷物を預けることが可能になり、採算性と利便性を向上させた。

実施期間は、2月1日~3月31日の水~日曜日(月・火曜日定休)。24時間注文可能だが、受け取り場所や注文商品によって受け取り日時に締切時間がある(原則は注文日から2日後までの15時~21時で指定)。1月31日午前9時から注文受付、2月1日から商品受け取りを開始予定。

料金について、指定する時間のロッカー受取枠1口(冷蔵と常温別)に対して、税込400円~800円。一部の商品はサービス利用料が無料となる。指定枠での受け取りができなかった場合、延長料金として300円かかる。

利用にはBOPISTAのLINE公式アカウントを登録し、ロッカーを開錠するためのアプリ「ロッカー受取アプリ」のダウンロードが必要だ。

<コストコ入間倉庫店>

会員制倉庫型店のコストコホールセールジャパンと連携して、コストコ入間倉庫店の商品を、冷蔵・常温の専用ロッカーで即日受け取りができる。前回好評だったコストコのプライベートブランド「カークランドシグネチャー」をはじめ、人気商品のプルコギビーフ、ハイローラーのほか、新たにマフィンやベーグル、野菜やフルーツ、花束などを加え60種類以上の商品を取りそろえた。

<hale-hana plants+(ドライフラワー)>

hale-hana plants+のドライフラワーを用意。バレンタインやホワイトデーにあわせたギフトにも利用できる。

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