キッコーマン/有楽町の体験型レストランに富士通の翻訳システム導入
2018年10月01日 14:50 / IT・システム
キッコーマンは11月1日、有楽町の複合施設「ヒューリックスクエア東京」地下1階にオープンする新業態の体験型レストラン「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO」に、富士通が開発した20言語に対応した「LiveTalk」を導入する。
「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO」は、シェフ・料理人の調理実演やトークを楽しみながら、世界の料理が融合した料理を味わえ、日本人、訪日・在日の外国人など、世界中の人々に食文化の国際交流を体感してもらうレストランを目指す取り組み。
富士通は、このたび、音声を20言語に翻訳しリアルタイムに複数のモバイル端末にテキスト表示可能な「FUJITSU Software Live Talk」(LiveTalk)を、キッコーマンに提供する。
日本語のほか、英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、フランス語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語、オランダ語、デンマーク語、フィンランド語、スウェーデン語、ノルウェー語、カタロニア語、ヒンディー語の全20言語間の音声認識と自動翻訳に対応する。
「LiveTalk」は、「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO」において、シェフ・料理人による食材の紹介や調理の解説をリアルタイムにお客の指定の言語に翻訳し、タブレット端末にテキストで表示する。
特設のキッチンステージで行われる調理の様子を見ながら、「LiveTalk」を通じてテキスト翻訳されるシェフ・料理人の話す内容を手元のタブレット端末で、お客が指定した言語でリアルタイムで確認できる。
今回、レストラン・飲食店で多言語翻訳を目的に「LiveTalk」が導入されるのは国内初となる。
訪日・在日の外国人などに食文化の国際交流を体感してもらうためのコミュニケーションツールとして稼働を開始する。
キッコーマンは、食文化の国際交流を進めることを経営理念のひとつとして掲げている。
富士通は、「KIKKOMAN LIVE KITCHEN TOKYO」に「LiveTalk」を導入し、多言語に対応したコミュニケーションを支援する。
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