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新生堂薬局/九州初のドラッグストアキャッシュレス店

2018年12月12日 16:00 / IT・システム

新生堂薬局(福岡県)は、九州初のドラッグストアキャッシュレス店「ドラッグ新生堂香椎駅前」をオープンした。

クレジットカード、交通系ICカード・電子マネー・スマホ決済のみ決済が可能な店舗として、沖電気工業(OKI)のお釣り出金可能な電子マネーチャージ機「CZ-20シリーズ」を導入した。

<利用イメージ>
利用イメージ

新生堂薬局は、九州を中心として100店舗以上のドラッグストア・調剤薬局のチェーン展開をしているが、バリューデザイン(東京都中央区)が提供する電子マネー発行システム「バリューカードASPサービス」を利用した会員向け電子マネー、ポイントサービスを展開し、「ハッピーカード」を発行している。

同店舗での「ハッピーカード」への電子マネーチャージ機として、OKIの「CZ-20シリーズ」(バーコードタイプ)が採用した。

なお、ラッグ新生堂・くすりのハッピー各店では12月1日よりPayPayの利用を開始している。

「CZ-20シリーズ」は、磁気ストライプ、ICチップ、バーコードの各種電子マネーに対応し、釣り銭対応により、手元に高額紙幣しかないお客でも気軽に千円からのチャージも可能となり、不必要な多額のチャージも回避できる。

店舗に設置しやすいコンパクトなボディーを実現するとともに、紙幣還流型で入金したお金をお釣りに利用可能なため、現金取扱いや会計に要する時間を短縮するなど、レジ周りの効率化も実現した。

OKIは、キャッシュレスを推進する流通・小売業、飲食業の店舗向けに「CZ-20シリーズ」を積極的に展開し、店舗の業務効率化を支援している。

<利用概念図>
利用概念図

「CZ-20シリーズ」は、コンパクトなボディーで、カウンターの上にも設置可能。専用置き台と組み合わせて自立型としての設置できる。

入金された紙幣を出金に利用する機能により、お客が入金した紙幣も循環させるため、準備金を削減して運用できる。

営業日を定めて管理できるため、厳格に日々の集計をとることが可能で、現金を装置より全て取り出す際は、カセットによる回収が可能です。これにより現金取り扱いをより厳格化できる。

ATMなどで培った媒体ハンドリング技術をベースに異物混入防止性能を向上させるなど、詰まり(ジャム)による停止を極力抑止する「止まらない*」機能を盛り込んでいます。これにより、操作を中断させること無く、スムーズなサービス提供を実現する。

■問い合わせ
OKI
第三営業本部 首都圏支社営業第四部 
TEL:03-5445-6353

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