楽天/スマホにクーポン型広告配信、レシート画像送付でポイント付与
2019年02月05日 17:20 / IT・システム
楽天は2月4日、スマートフォンサイトで行う成果報酬型広告サービス「Rakuten Pasha(ラクテンパシャ)」の提供を開始した。
同サービスは、メーカーなどの各企業が実店舗における自社商品の販売促進を目的としたプロモーションを、スマートフォンサイト上で行うことができる成果報酬型広告サービス。
各企業は、実店舗での商品購入を検討しているユーザーに、商品と対象期間を記載した日替わりクーポン「トクダネ」を提供する。
クーポンを取得したユーザーは、該当商品購入後に商品情報が印字されたレシート画像を送付すれば、どの店舗で購入しても「楽天スーパーポイント」を得ることができる。
各企業が商品情報、プロモーションの予算額、ユーザーの1商品購入あたりのポイント付与上限額、クーポンの発行期間を設定するだけで、あらゆる店舗で販売される自社商品のプロモーションを実施できる。
また、購入ごとにポイントを付与する成果報酬型の広告サービスであるため、売上に連動した費用負担のみで、手軽にO2O(Online to Offline)のポイントマーケティングを導入できるメリットもある。
実店舗におけるマーケティングでは、物理的な制約、実施までのリードタイムなどの問題により、セグメントを絞った施策の導入や、購買ユーザーの属性理解などに課題があった。
同サービスでは、簡単な設定のみでクーポン形式の広告配信から効果検証までを実行可能なため、商品の販売促進に必要なマーケティング施策を、短期間かつ手軽に実行できる。
さらに、購買を行ったユーザーの楽天IDに基づいた属性などのデータを分析することで、より高い精度で次回以降のマーケティング施策の見直しにつなげることもできるため、新商品の販売開始だけでなく、定番商品の再購買促進など、幅広いマーケティング活動において活用できる。
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