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Bank Pay／最大1000以上の金融機関が対応、今秋にサービス開始

2019年04月22日 12:40 ／ IT・システム

日本電子決済推進機構は4月22日、今秋からオールバンクのスマホ決済サービス「Bank Pay（バンクペイ）」を開始すると発表した。

＜バンクペイ利用イメージの一例＞
バンクペイ利用イメージの一例

バンクペイは、消費者が小売店店頭でスマートフォンをかざすだけで、メガバンク・地方銀行など最大1000以上の銀行口座から直接支払いできるサービス。

消費者が全金融機関の共通アプリである「バンクペイアプリ」を利用することで、バンクペイに対応している金融機関であれば、どの口座でも利用可能となる利便性に加え、金融機関ならではの安心・安全も提供できるという。

全国各地で利用できるよう、全国の金融機関とクレジットカード会社などのパートナーと協働し、加盟店を拡大する。

加盟店は、新たなシステムや端末を導入する必要がなく、QRコードに対応する機器があれば、導入コストを0円にできる。

ランニングコストも安価に抑える予定で、導入時に1つの金融機関と契約するだけで、消費者に合わせた1000行のお客が利用できる。

また、バンクペイの機能を小売企業などに開放し、消費者が普段利用する飲食店のクーポンアプリやアパレルブランドのショッピングアプリなど企業独自のアプリ内でも、銀行口座からの支払い機能を利用できるようにする。

これにより、各企業は自社のアプリ内で会員証・ポイントカードなどの販促機能と支払い機能を連携させることができ、消費者にとっては1つのアプリで支払いまで完了するなど、利便性の向上につなげることもできる。

銀行業界では、横浜銀行（はまPay）、福岡銀行（YOKA！Pay）、ゆうちょ銀行（ゆうちょPay）などが、「銀行pay」による銀行口座直結のスマホ決済サービスを展開・検討している。

銀行業界として一丸となってキャッシュレス化を進めるために、ネットワークの共用など、「加盟店の相互開放」に向けて検討を開始するという。

■日本電子決済推進機構
http://debitcard.gr.jp/

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