オンワード/コーデ投稿でオンライン接客できる「STAFF START」導入
2019年05月10日 12:10 / IT・システム
- 関連キーワード
- STAFF START
- オンワード
- バニッシュ・スタンダード
バニッシュ・スタンダードは5月10日、オンワードホールディングスへショップスタッフが撮影したコーディネートに商品情報を紐づけ、ブランドの自社サイトやSNSに投稿することのできるサービス「STAFF START」提供を開始したと発表した。
「STAFF START」を利用すると、顧客は店頭に足を運ぶことなく、ファッションのお手本となるショップスタッフからコーディネート提案を受けることができ、ショップスタッフは自身の勤務する店舗に関係なく、全国の顧客に対しコーディネート投稿を通じてオンライン上で接客を行うことができる。
また、ショップスタッフが投稿したコーディネートを経由し販売に至った場合は、投稿したスタッフの実績としてカウントされ、店頭での販売実績と合わせて評価することでスタッフのモチベーションアップや企業との関係性強化を実現することができる。
2018年2月から2019年1月の期間での「STAFF START」経由での売上は160億円を超え、コーディネート投稿を通じて月間3400万円を超える売上実績を記録したスタッフも現れたという。
オンワードでは、2018年11月末に関連会社アイランドで「STAFF START」の利用を開始。
2019年2月末にはオンワード樫山でも導入し、現在全国1000店舗以上、3000名以上のスタッフがコーディネート投稿をスタートした。
今後、コーディネート投稿が蓄積されショップスタッフ間での利用が浸透することに伴い、コーディネート投稿を通じた販売が拡大する見込み。
さらに、顧客は気に入ったコーディネートやスタッフ、店舗を「お気に入り登録」することができるため、コーディネートやスタッフをフックとした来店促進につながっている。
今回、一度の投稿で複数のWEBサイトに掲載できる「同時投稿機能」も実現し、グループ間での相乗効果も期待している。
これにより、オンワードは関連会社に所属するスタッフからのコーディネート情報を蓄積し自社サイトのコンテンツを充実させることができ、スタッフは両サイトに公開することになり、それぞれにおける貢献度も計測可能になる。
■オンワードのコーディネートページ
https://crosset.onward.co.jp/coordinate/
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。