イオンモール/館内のデジタルサイネージでスタッフお勧め商品・コーデ配信
2022年07月14日 16:40 / IT・システム
イオンモール、バニッシュ・スタンダード、ピーディーシー(以下:PDC)は7月14日、バニッシュ・スタンダードが提供するスタッフDXのアプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」を活用し、全国のイオンモールで働く専門店スタッフが発信するおすすめ商品やコーディネート提案などを、館内のデジタルサイネージで配信する取り組みを開始すると発表した。
今回の取り組みは、SNSのフォロワーを多数抱えるインフルエンサー販売員、EC上でも売り上げを拡大するスタッフなど、「STAFF START」を通じて、全国のイオンモールに出店する専門店で働く優秀なスタッフインフルエンサーを可視化。PDCが提供するコンテンツ管理プラットフォーム「OneGATE(ワンゲート)」を用いて、デジタルサイネージに配信される。
7月15日イオンモール成田、9月イオンモール宮崎、10月イオンモールつくばで採用し、順次導入モールを拡大予定だ。
「STAFF START」は、店舗に所属するスタッフをDX化し、自社ECサイトやSNS上でのオンライン接客を可能にするサービス。導入しているアパレル企業で最も利用されている「コーディネート投稿機能」は、店舗スタッフが撮影したコーディネート画像に商品情報などをひもづけてEC、SNSに投稿する機能で、その投稿を通じて商品紹介やコーディネート提案といった接客対応を行うことができる。
スタッフの投稿を通じて達成されたEC売り上げは可視化され、スタッフ個人や所属する店舗の実績として評価に利用されている。現在、利用ブランド数はアパレルや化粧品ブランドを中心に1700を超え、2021年1月~12月「STAFF START」で作成されたコンテンツを経由した流通総額は、1380億円を達成した。
「OneGATE」は、散材しているコンテンツやデータを集約し、WEBやデジタルサイネージなどの自社メディアを強化させるためのコンテンツ配信・メディア管理・APIデータ連係・分析のスマートな運用を実現するメディアプラットホーム。外部データによる表示コンテンツの最適化・自動配信、施設内のテナント・商品などの情報を集約し、情報資源を一元化する。
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