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青山商事/ECサイト連携「デジタル・ラボ」地方郊外店に導入

青山商事は12月2日から順次、ネットとリアルの融合システム「デジタル・ラボ」を、地方郊外店である「洋服の青山」の「フレスポ能代店」・「鶴岡店」・「いわき平店」・「郡山桑野店」・「岡山大安寺店」・「松山店」の6店に導入する。

<デジタル・ラボの案内イメージ>

「デジタル・ラボ」の地方郊外店への導入は今回が初めてで、これにより導入店舗数は「洋服の青山」で29店となる。

「デジタル・ラボ」は、ネットの豊富な在庫数とリアル店舗の接客サービスの両メリットを最大限に生かしたシステム。導入店の店内には、自社のECサイトと連動するタッチパネル式の大型サイネージやタブレット端末を複数設置し、来店客はこれらの端末を通して、ECサイト上にある約1000万点以上の在庫から好みの商品を選ぶことができる。

ECサイトは店在庫とも連動しているため、「デジタル・ラボ」導入店では「洋服の青山」約800店にあるすべての在庫を確認することが可能となる。

利用者は店在庫をゲージ見本として試着や採寸を行うため、実際の商品の色柄や着心地などを確認した上で購入することができるのも特徴の一つとなっている。

会計は店で行うほか、商品は自宅に配送となるため、購入後は手ぶらで帰ることができ、後日店に商品を引き取りに行く手間も不要となる。

「デジタル・ラボ」の導入店では、同じ色柄の商品をサイズ別で保有する必要がなく、限られたスペースで多くの種類を陳列できることから、現在は主に都市部の売場面積100坪未満の狭小店を中心に導入している。

今回、初めて郊外の売場面積200坪以上の大型店に導入する。デジタル・ラボの導入により、スーツ売場の一部を縮小してジャケットやカジュアル商品の売場を拡充するほか、今後はオーダースーツブランドやビジカジ商品の訴求コーナーの設置なども検討し、より魅力ある売場を目指す。

「デジタル・ラボ」は、都市部を中心とした狭小店の品ぞろえ不足を補うことを目的に2016年に開業し、1号店を秋葉原(東京都千代田区)に出店した。

このシステムは、ネット連携による豊富な品ぞろえと利便性の高さなどが大きな反響を呼んでおり、現在では自社のデジタル戦略の主要事業の一つとして位置付けている。オムニチャネルの取り組みを具現化した店舗形態として、今後も導入を強化する。

<デジタル・ラボの新機能>

2019年7月から、3つの新機能を追加した。デジタル接客では、画面上のキャラクタースタッフがビジネス・就職活動・結婚式といった利用者の着用シーンや、要望のサイズ・モデル・価格帯・色柄などの商品の絞り込みをサポートする。これにより、商品選びをスムーズに行えるほか、購入時の不安感の払拭にもつなげる。

ランキング表示では、「デジタル・ラボ」導入店の人気商品をランキング形式で表示。ランキングは1~10位までを表示し、情報は日々更新する。全国の順位と店単位での順位の2パターンを見ることができる。数多くある商品の中から人気のものが一目でわかる仕組みとした。

コーディネート機能では、選んだスーツに合うシャツやネクタイを画面上で自由に組み合わせて、さまざまなコーディネートを確認できる。ビジネス・就職活動・結婚式といった着用シーンに合わせたシミュレーションもできる。これにより、具体的な着用イメージがもてるほか、販売員のコーディネート提案にも役立てる。

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