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青山商事/EC連携「デジタル・ラボ」導入61店体制に

2020年12月09日 14:40 / IT・システム

青山商事は12月9日から、ネットとリアルの融合システム「デジタル・ラボ」を新たに「洋服の青山」16店に導入し順次運用を開始した。

<EC連携「デジタル・ラボ」>
EC連携「デジタル・ラボ」

これにより導入店舗数は「洋服の青山」で61店となる。

「デジタル・ラボ」は、ネットの豊富な在庫数とリアル店舗の接客サービスの両メリットを最大限に生かしたシステム。導入店の店内には、ECサイトと連動するタッチパネル式の大型サイネージやタブレット端末を複数設置し、来店客はこれらの端末を通してECサイト上にある約1000万点以上の在庫から好みの商品を選ぶことができる。

ECサイトは店在庫とも連動しているため、「デジタル・ラボ」の導入店では「洋服の青山」全785店舗(2020年1月末現在)にある在庫を確認することが可能だという。

利用者は店在庫をゲージ見本として試着や採寸を行うため、実際の商品の色柄、着心地などを確認した上で購入することができる。

同システムを利用して商品を購入すると商品は自宅に配送となるため、購入後は手ぶらで帰ることができ、後日店に商品を受け取りに行く手間も不要。また、一度スタッフの接客を受けながら「デジタル・ラボ」で買い物を体験することで、利用者のネット通販に対する抵抗感を払拭し、ECサイトの利用促進にもつなげていきたい考えだ。

<デジタルで接客強化>
デジタルで接客強化

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