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サッポロファクトリー/スマホをかざすと「バーチャルショップ」出現

2020年08月06日 15:50 / IT・システム

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サッポロ不動産開発は8月15日~10月11日、北海道札幌市で運営する複合商業施設サッポロファクトリーにおいて、OMO型仮想空間賃貸借の事業化に向け、「バーチャルショップ」の実証実験を実施する。

<バーチャルショップ「AiRTOWN」>
バーチャルショップ「AiRTOWN」

実証実験では、AR技術を活用し、実店舗のないEC店舗、普段はなかなか手に入らない商品などを扱う店舗のバーチャルショップ「AiRTOWN」をサッポロファクトリーのアトリウムに出現させ、新たなショッピング体験を提供するための事業検証を行う。

オブジェに設置されたQRコードにスマートフォンをかざし、バーチャルショップ「AiRTOWN」にアクセスするとアトリウムの中空の床面に店舗が出現。気になるショップをタップすると、商品リストや実店舗の画像が映し出され、商品の購入が可能となっている。

<気になるショップをタップすると商品や実店舗の画像が映し出される>
気になるショップをタップ

「AiRTOWN」では、リアル空間の商業施設内に、AR技術により無限に広がるデジタル空間エリアと接する場を設け、顧客にリアル商業施設とバーチャル商業施設が融合した新しいショッピングの形を提供する。

来店客には、実店舗での買物とはひと味違う、普段みられない店舗、商品に出会える機会に、出店者にとっては、リアル店舗への出店と比較し、短期間・低コストでの新規出店が可能となり、多くの顧客接点を創出する機会を目指す。

同社としては、現存のリアル空間に留まらない、デジタル空間における事業拡張への新たな可能性を探っていく。

今回登場する店舗は、全6店。「北海道じゃらんセレクトショップ」「亀井堂総本店」「ORIGINE KOBE」「ひのきのキャンプ用品専門店」「SBY」「iichi」といったグルメ・スイーツ、雑貨、アウトドアグッズなど全国のこだわりの品をセレクトして販売するなど、バーチャルだからこそ実現可能な店舗をラインナップ。他ではなかなか手に入らないセレクトアイテム、掘り出し物など選りすぐりの商品との出会いを演出するという。

■AiRTOWN
実施期間:2020年8月15日~10月11日
実施場所:サッポロファクトリー内アトリウム
(北海道札幌市中央区北2条東4丁目)

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