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ベルーナ/米アバイアの従量課金コールセンターシステム導入、運用コスト最適化

2021年06月09日 12:30 / IT・システム

ベルーナは6月8日、米ネットワーク機器メーカーのアバイアのコールセンターシステム「Avaya OneCloud Custom」を導入したと発表した。同システムの導入は企業直営のコールセンターでは日本初だという。

「Avaya OneCloud Custom」は、従量課金型ライセンスを採用したコールセンターシステム。コールセンター内にいるオペレーターの同時ログイン数を毎時取得し、その最大同時ログイン数に応じて課金する。システムは、クラウド型で導入企業に合ったカスタマイズができる。

<「Avaya OneCloud Custom」のライセンスメニュー>

ベルーナによると、従来のコールセンターシステムは、オペレーター稼働状況にかかわらず課金がされていたため、実電話機台数と実同時利用台数の間で乖離(かいり)があり、運用コストでギャップが生じていたという。そこで、今回、ライセンスを従量課金方式の「Avaya OneCloud Custom」を導入。稼働量に応じた適正な運用コストを実現したとしている。

システムの導入にあたっては、ネットワークシステムや情報システム開発などを手がける都築電気が提供を行った。同社はベルーナのコールセンターシステム導入や運用サポートを行っている。

ベルーナでは、昨今の生活様式の変化で顧客の通販ニーズが高まる中、コールセンターの対応品質とキャパシティー向上を継続的に行っており、今回のシステム導入は、その一環。今後は外部環境の状況なども踏まえ柔軟に対応できるシステムのクラウド化を推進し、コールセンターシステムでのオペレーターの利便性向上を目指すという。

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