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ウェザーニューズ/世界の天気予報を5kmメッシュで知らせるAPIの販売開始

2021年12月03日 11:40 / IT・システム

ウェザーニューズは12月2日、気象データ提供・分析サービス「WxTech(ウェザーテック)」で、5kmメッシュで世界の天気予報が分かる「世界天気予報API」の販売を開始したと発表した。海外ビジネスを展開する企業を対象に売り込む。

<ニューヨークの天気予報イメージ例(20kmと5kmで比較)>

サービスでは、5kmメッシュの高解像度で高精度な短期・中期予報データをAPIなどで提供する。世界各国の予測モデルや、ウェザーニューズ独自の予測モデルを合わせた70以上の数値予測モデルをAI技術で補正して組み合わせることで、精度の高い予報を実現したという。

短期予報は、72時間先までの1時間ごとの天気コード、気温、湿度、降水量、気圧、風向、風速、全天日射量の取得ができる。中期予報では、2週間先までの1日ごとの天気コード、最高気温、最低気温、平均湿度、降水確率、日降水量、日最大風速時の風向、日最大風速、日積算全天日射量を提供する。

また、14日先の中期予報でも、5kmメッシュのデータを得ることが可能。予測データはクラウドに保存され、APIなどでデータを提供するため、既存のシステムと容易に連携ができるという。

<世界天気予報APIのビジネス活用イメージ>

利用企業は、緯度経度を指定することで、対応する5kmメッシュの世界天気予報のデータを取得することが可能。データを企業のシステムやビジネスデータと組み合わせることで、リアルタイムでのビジネス活用や、新しいソリューションを生み出すことができるとしている。

すでに、大手外食チェーンで東南アジアの新店舗で商品の仕込み量や発注量の最適化、宅配サービスでの配達量の需要予測など、複数社での利用が見込まれている。ウェザーニューズでは、今後、企業のニーズに合わせて、海外向けのデータラインアップを充実させていくとしている。

<世界天気予報APIのサービス仕様>

■「世界天気予報API」問い合わせ先
https://wxtech.weathernews.com/contact.html

■「WxTech」データラインナップ
https://wxtech.weathernews.com/services.htm

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