リンガーハット/長崎ちゃんぽん専門店など4業態でクラウド型マニュアル導入
2022年02月16日 13:55 / IT・システム
リンガーハットは2月16日、電子マニュアル作成サービスのスタディスト(東京都千代田区)が提供するクラウド型のマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz」(ティーチミー・ビズ)」を、長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」、とんかつ専門店「濵かつ」、「長崎卓袱浜勝」、「とんかつ大學」の約700店舗で3月までに順次導入すると発表した。
<リンガーハットでの「Teachme Biz」活用の様子>
「Teachme Biz」は、高い更新性と周知性、動画でのマニュアル作成機能が特長。マニュアルの作成・運用の手間を省き、生産的でクリエーティブな仕事に集中できる環境づくりができるという。
リンガーハットでは「店舗業務のマニュアル」「本部から店舗への通達」「入社オリエンテーション」などでの活用を想定。具体的には「店舗業務のマニュアル」で、接客や調理など、店舗業務のマニュアルをシステムで作成し共有する。また、包丁の使い方や盛り付けなど、動きを伴うものは動画を使って理解しやすいような内容で伝えるようにする。
「本部から店舗への通達」では、新商品販売のお知らせや、業務手順変更の通知、営業時間の変更など、本部から店舗に通知される連絡事項の提示をシステムに集約して、一覧性を高め、理解度の向上につなげる。
「入社オリエンテーション」については、これまで店長や時間帯責任者が1時間つきっきりで行っていた、入社時のオリエンテーションの内容をシステムで閲覧できるようにすることで、効率化と標準化につなげ、指導者の業務時間確保と担当者間で伝える内容のばらつきを防ぐ。
システムは、2021年12月から長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」と、とんかつ専門店「濵かつ」の直営店舗で先行導入した。今後は3月までにフランチャイズ店舗、「長崎卓袱浜勝」、「とんかつ大學」にもタブレットを配布し順次導入を進める。同時に、本社業務でもマニュアルの整備に取り組む。
リンガーハットでは、2016年頃から業務の標準化に着手。今回の「Teachme Biz」の導入で、マニュアルをクラウド化し、適切な情報更新を実現することで、従業員の育成、業務の標準化と効率化を図り、顧客により高品質のサービスを提供できる環境を整えるとしている。
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