棚割システムStoreManager/AI自動棚割サービス開始、人間の感性を学習
2022年05月25日 13:10 / IT・システム
棚割システムトップシェアのStoreManagerを開発・販売する日本総合システム(以下:NSS)は5月24日、AIを活用して自動で棚割を生成するクラウドサービスを開始した。
スーパーやドラッグストアなどの小売業は、店舗や立地ごとの客層にあわせ多様な棚割を作成してきた。棚割を作成するには店舗ごとの顧客の特性、嗜好、トレンドに加えてメーカーの新製品、取引条件、店員のオペレーション効率などさまざまな要因を考慮する必要がある。
店舗数が多いチェーンストアでは作成する棚割数も多く、棚割作成が大きな負担となっており、効率化が求められていた。
新サービスは、店舗特性などさまざまな要因を考慮し手動で作成された棚割をベースに、AIによって個別の店舗の売場サイズや売り上げ実績にあわせて自動で棚割を生成できる。
NSSは、2017年にAIを利用せずロジックによる棚割自動生成機能を提供したが、最終的に棚割を完成するためには、どうしても「人間の感性」で手直しが必要だった。
今回のAI自動棚割サービスは、NSSが備蓄する棚割ビッグデータを用いてその「人間の感性」を学習し、縮小パターン、反転(ミラー)棚割などAIを利用することにより人間の感性に合う棚割を自動生成、手直し不要の棚割を提案するという。
サービス開始するにあたり、事前にユーザー11社と共同で実証実験を実施。改善を行い、精度向上させている(実証実験期間2021年8月~2022年4月、実証実験協力企業メーカー5社、卸売業3社、小売業3社)。
■StoreManager AI自動棚割サービス
https://www.tanawari.jp/products/ai/
■問い合わせ先
日本総合システム 流通営業グループ
Mail:storemanagergx@nssys.co.jp
TEL:03-5805-3640
■日本総合システム会社概要
代表取締役社長:伊藤 俊秀
所在地:東京都文京区後楽1-7-27 後楽鹿島ビル2階
設立:1979年12月
事業内容:ソフトウエアの設計・開発、パッケージソフトの開発・販売、各種ITソリューション支援
https://www.nssys.co.jp/
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