大丸松坂屋百貨店/バーチャルマーケットに出展、メタバース接客も導入
2022年11月25日 14:30 / IT・システム
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大丸松坂屋百貨店は12月3日〜18日、HIKKYが開催する世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット2022 Winter」に出展する。
企業出展会場となる、「パラリアルパリ」の街に「バーチャル大丸・松坂屋」を期間限定で展開するもの。
メタバース空間上で参加者は自由に店内をまわり、食品3Dモデルを手に取って商品の形状を確認したり、カタログで詳細を見たり、商品を購入することができる。
バーチャル店舗では、年末年始に食べたい「名古屋コーチン味噌鍋セット」、「海老天鍋焼きうどん」、「博多あまおうのティラミス」に「濃茶ショコラ」など、ごちそうグルメを3D展示モデル含め約2900点がそろう。
購入した商品は、後日自宅に配送する。
寝具エリアでは、ブレインスリープの商品5点を紹介。脳まで眠る睡眠医学と先進のテクノロジーで、人の可能性を目覚めさせることをテーマにした、枕やマットレスなどの世界観を体感できる仕掛けを用意した。
その他にも、サプリメント、パーソナルな睡眠計測ができるブレインスリープ コイン、光・香・音で体内時計を整え心地よい入眠と目覚めへ導くブレインスリープ クロックなど、スリープテック商品を展開している。
バーチャル空間では、ユーザー同士が交流する際に、3Dモデルを使ってのコミュニケーションが日常的に行われている。「バーチャル大丸・松坂屋」では、リアルの飲み会のようにビールの3Dモデルを持って乾杯などする「V呑み」を応援したいという思いから、リアル食品の販売に加え、「食品3Dモデル」8セット(各5〜7点)の販売も実施する。
また、アートエリアでは、アーティスト野原邦彦氏の作品4点の世界感をメタバースならではの演出で楽しめる。体験ボタンを押すと、ユーザーの身体が浮かび上がり、アート作品の世界に360度包みこまれながらゆっくりと空間を上昇。2D・3Dの作品を目の前で鑑賞し、作品に関する情報も学ぶことができるVR美術館を設置するという。
さらに、店頭では商品知識豊富な大丸松坂屋百貨店の本社ギフト企画運営担当 田中直毅氏が、アバター姿となってメタバース接客する。「メタバース上で働くアルバイト」も採用し、バーチャル接客の経験があり、商品知識を身につけたスタッフがおすすめ商品を提案する。
■バーチャルマーケット2022Winter
https://winter2022.vket.com/
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