ファミマ/多機能型床清掃ロボットを300店舗に導入
2024年01月31日 10:35 / IT・システム
ファミリーマートは2月末までに、多機能型床清掃ロボットを300店舗に導入する。
多機能型床清掃ロボットは、店舗従業員が1日3回実施している床清掃業務である掃き清掃、拭き清掃を全自動で実施。約1時間の清掃業務削減を図る。顧客、障害物をセンサーにて検知し、衝突を回避。「作業中です。ご注意ください。」の音声メッセージも配信できる。
また、多機能型床清掃ロボットは、1日5回の清掃業務を想定し、店舗床清掃レベルの向上とともに、清掃業者による定期床清掃回数の削減も可能となり、店舗運営コストの低減にもなる。
多機能型床清掃ロボットの導入により創出された時間を売り場づくりや店舗従業員の育成に活用し、店舗運営力の向上を目指す。
また、多機能型床清掃ロボットは、清掃機能に加え小型モニターが装着されている。商品情報やキャンペーン告知とともに、商品陳列スペースにて商品を展開・訴求することで購買につなげたい考え。
さらに、AIカメラの追加実装を予定しており、床清掃と同時に売り場の状況を録画し、店長、店舗指導員が確認したい時に店舗外から売り場の状況を把握。店舗従業員に対して売り場づくりの指示・教育が可能となる。
今後、商品の在庫状況を店舗従業員に通知し、商品補充を促す機能に加え、時間帯ごと、他店舗の売り場状況を比較できる機能などの導入も検討しているという。
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