ガスト、はなまる、吉野家/「3社合同定期券」300円で相互送客
2018年08月23日 17:40 / 販促
すかいらーくレストランツが運営するガスト、はなまる、吉野家は8月27日10時、「3社合同定期券」を発売する。
3社合同定期券はガストをはじめ、はなまるうどん、吉野家でも一律300円(税込)で販売。いずれかの店舗で購入した定期券1枚で、どの店舗でも特典を受けられる。
利用期間は9月10日~10月21日。
ガストでは、会計が毎日100円(税込)引きになる(モーニングタイム10時30分までをのぞく)。
はなまるは、うどん1杯ごとに天ぷらを1品無料で提供する。
吉野家では、丼・定食・皿・カレーが80円引きになる(店内では何食でも、テイクアウトは最大3食利用可能)。
3つの店舗で何回でも利用でき、3~4回利用すると元が取れるお得なキャンペーン。
吉野家の河村泰貴社長は、「昨年からはなまるうどんと連携し、合同定期券のキャンペーンで、両社で相互送客でき、効果を実感している。今回、外食業界も『競争』から『共創』に取り組む時期だと考え、ガストと一緒に定期券に取り組む。定期券の提示率を今年春の20%から25%への成長を目標としている」と説明。
はなまるの門脇純孝社長は、「2015年春から過去5回定期券を実施し、2018年春は初回の2015年春に比べると定期券販売数は4.4倍に伸びており、人気の施策。今回のキャンペーンで、異なる客層の3社でお互いに送客し、2018年度末には500店体制を目指す」と話した。
すかいらーくレストランツの崎田晴義社長は、「外食はただ食事するだけでなく、その場でしかできない楽しい体験が不可欠。毎日同じ店で外食することはありない。今回、定期券の利用で3社の異なる店を利用でき、平日、休日、朝昼晩、ビジネスランチ、ママ友会、家族との食事などいろんなシーンで活用できる」。
また、「ユーザー、シーンで使い分けられる回遊性のある定期券の発売で、自社だけでは得られない情報を取り込み、今後の顧客満足度向上につなげたい」としている。
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