吉野家HD 決算/3~5月増収増益、M&Aによるラーメン事業拡大が寄与
2025年07月08日 16:37 / 決算
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吉野家ホールディングスが7月8日に発表した2026年2月期第1四半期決算によると、売上高522億1800万円(前年同期比9.8%増)、営業利益10億5600万円(20.0%増)、経常利益12億4100万円(0.3%増)、親会社に帰属する当期利益7億4200万円(9.0%増)となった。
売上高は、全社既存店売上高が4.0%増と伸長したことに加え、ラーメン事業で2024年5月に宝産業、2025年1月にキラメキノ未来を子会社化したことにより増収となった。
セグメント別では、吉野家事業8.0%増、はなまる事業4.6%増、海外事業0.1%増、ラーメン事業152.7%増と、全セグメントで増収となった。
利益面は吉野家事業と海外事業の減益分を、ラーメン事業とはなまる事業の増益でカバーした。
吉野家事業の店舗数は出店11店舗、閉店9店舗で1261店舗となった。転換を進めている新サービスモデル(クッキング&コンフォート、ジグソーカウンター)の店舗数は540店舗から9店舗増加し、549店舗となった。
はなまる事業の店舗数は出店6店舗、閉店6店舗で、合計415店舗。海外事業の店舗数は出店15店舗、閉店24店舗で、合計989店舗となった。
通期は、売上高2250億円(9.8%増)、営業利益74億円(1.3%増)、経常利益80億円(0.1%増)、親会社に帰属する当期利益42億円(10.4%増)を見込んでいる。
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