マルエツ/新幹線の荷物輸送実験利用し産地直送品を販売
2021年07月29日 14:10 / 販促
マルエツは7月30日、JR東日本グループ、国分グループと、JR東日本が上越新幹線を使って行う「新幹線を活用した荷物輸送サービス」のトライアルを利用し、産地直送品の輸送と店頭販売を実施する。
<新幹線を活用した輸送トライアルの流れ>
今回の取り組みは、JR東日本グループが7月30日に実施する、上越新幹線を使った大宮駅を終着とする臨時輸送トライアルに参加する形で行う。
具体的には、上越新幹線の臨時列車「とき10号(新潟:11時04分発、大宮:12時42分着)で、新潟県で30日の早朝に収穫した野菜や酒、菓子といった特産品を大宮駅まで輸送。その後、大宮駅からマルエツの「東門前店」(埼玉県さいたま市)に配送、当日に店頭で売り出す。
<新潟県産 朝採れ黒埼茶豆>
商品は、野菜が「新潟県産 朝採れ黒埼茶豆」(7月30日の早朝に収穫)を販売する。
<「のんびりふんわり白ビール」(左)と「こしのはくせつ 極 原酒」>
酒類で、エチゴビール「のんびりふんわり白ビール 350ml」(税込269円:7月29日製造)、弥彦酒造の朝詰め清酒「こしのはくせつ 極 原酒 720ml」(1518円:7月30日早朝に瓶詰め)を用意する。
<「笹だんご」(左)と「流れ梅」>
菓子では、田中屋本店の「笹だんご 5個入」(864円、7月30日製造)、大阪屋の限定生菓子「流れ梅 1個」(324円:7月29日製造)を予定している。
商品配送のスケジュール管理や物量調整、終着駅から店舗への納品までは、JR東日本グループと国分グループがコーディネートを担当。店舗へのスムーズな納品体制を実現する。
マルエツでは、今回の新幹線を活用したトライアル輸送と店頭販売を実施後に検証を行い、今後の輸送品目や他路線への拡大、定期的な輸送と店頭販売実施の可能性を検討する。
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