流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





メガネスーパー/高田馬場にアイケアを強化した次世代型店舗

2017年11月22日 19:58 / 店舗レポート

メガネスーパーは11月23日、既存のメガネスーパー高田馬場本店を全面リニューアルし、アイケアを拡充・先鋭化させた次世代型店舗として新たにオープンする。

<メガネスーパー高田馬場本店>
メガネスーパー高田馬場本店

同社は、2014年6月に眼鏡・コンタクトを販売するにとどまらず、眼の健康寿命を延ばすために必要な商品・サービスやアドバイスを提供する企業として「アイケアカンパニー宣言」を掲げ、アイケアに注力した商品・サービス展開とその拡充を図ってきた。

PCやスマートフォンなどにに依存した生活時間の増加や、高齢化社会の進展による老視(老眼)を有する消費者の増加といった背景に、同社のアイケアサービスは好調に推移。2016年4月期に黒字に転向以降、順調に売上高を伸ばし、グループの既存店売上前年比は21か月連続で各月100%超を維持している。

<アイケアサービスをより拡充>
アイケアサービスをより拡充

今回新たに高田馬場本店を全面リニューアルして新たにオープンする「次世代型店舗」は、アイケア事業の成長戦略の中心と位置づけ、アイケアサービスをより拡充する。本格、安心、親しみやすさをキーワードに各種サービスを拡充する。

高田馬場本店は、月間来客数2500人、購入300件と同社の中でもトップ10の売り上げ規模を誇る重要拠点。同社が主要ターゲットに位置付けているミドル・シニアの来店も多く、新たな拠点の効果を確認し、他店舗へ展開するのにふさわしいとして選定された。リニューアルにより現在の年間売上高2億円から、2億5000万円への成長を図る。

同店での効果を検証し、2018年1月以降、さらに既存店・新規店での展開を目指し、グループ全体の店舗の2割程度まで伸ばす考えだ。

<夜間視力検査機器>
夜間視力検査機器

新店舗では、「夜間視力検査機器」を設置。視力検査も40項目(従来店:25項目)の検査項目を用意し、充実させる。

<色覚特性対応商品向け検査も行う>
色覚特性対応商品向け検査も行う

問い合わせの多い色覚特性対応商品も充実。充実した検査体制とサービスで目の健康寿命延伸につながるアイケアを提供する。

<リラゼーションサービスも導入>
リラゼーションサービスも導入

また、アイケアを啓発するPR拠点としても展開している新業態「DOCK by meganeSUPER」で好評の眼のリラゼーションサービスも導入した。検査前の施術により、疲れ眼状態をリセットさせることで検査精度を向上させ、より最適なメガネ作りを実現する。

<メガネスーパーのオリジナルPBフレーム>
メガネスーパーのオリジナルPBフレーム

さらに、商品もかけ心地などの機能性に優れたメガネスーパーのオリジナルPBフレームに加え、インポートブランドも常時40ブランド以上取り揃えた。

<インポートブランドも常時40ブランドそろう>
インポートブランドも常時40ブランドそろう

スピード販売で好評のコンタクトレンズも、品揃え・4000箱の在庫ともに地域最大クラスの展開と同店のみで従来から行っていた「出前館」のインフラを活用した即日配達も継続し、利便性を高める。

<「空間試聴体験」を新たに設置>
「空間試聴体験」を新たに設置

メガネ・コンタクトレンズの視覚に次ぐ、五感事業である補聴器も、メガネスーパーでは関東初となる5.1チャンネルサラウンドシステムを有した「空間試聴体験」を新たに設置。リアルな生活環境に合わせた試聴を可能にし、同行者も同じ環境で音を体感でき、補聴器専門店としても高いサービス品質で商品を提供する。

<星崎尚彦社長>

11月21日に行われた同店の披露記者会見で、星崎尚彦社長は、「現在、メガネスーパーの平均客単価は約3万6000円まで回復しており、良い眼鏡を求めているミドル・シニアの支持を得ている。百貨店や老舗専門店からの流入顧客により、全社で単価が上がっている」と説明。

また、「今回、アイケアを通じて付加価値を高める当社の戦略の中心となる店をオープンした。プレステージな店を置くことで、中長期的な売り上げ向上につなげ、顧客にファンになってもらえる店作りを進める。アイケアという『コト』を最大化する店舗で、目の健康に貢献していく」と話した。

■メガネスーパー 高田馬場本店
住所:東京都新宿区高田馬場1-28-6
営業時間:10:00~19:30
電話番号:03-3232-1718
定休日:なし
店舗面積:約297m2
取扱:メガネ、コンタクトレンズ、補聴器、眼のリラクゼーション、サプリメント、目薬

関連記事

店舗レポート 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧