アトレ/コト消費型駅ビル「PLAYatre」、タリーズコーヒー新業態など
2018年03月28日 15:00 / 店舗レポート
アトレは3月29日、JR土浦駅の駅ビル「ペルチ土浦」をコンバージョンし、日本最大級のサイクリング特化施設「PLAYatre TSUCHIURA」として、リニューアルオープンする。
新ブランド「PLAYatre」は、従来型のショッピングを主としたアトレ・アトレヴィとは異なる、単にモノを売ることに留まらない「コト発信」「体験の提供」に重点を置いた。その新業態一号店となる。
「PLAYatre TSUCHIURA」は、全長180kmのサイクリングコース「つくば霞ケ浦りんりんロード」に隣接することから、コト消費のテーマを「サイクリング」に設定。
アトレの藤本沢子課長は、「PLAYatre TSUCHIURAは、都心から電車で最短49分と近く、サイクリングを楽しむアクティブなリゾートとして再出発する。アトレとしても、サイクリングをテーマに本格的にコト消費に挑む初の駅ビルとなる。地域住民の使いやすさも考え、テナントには塾やエステ、ドラッグストアも入居している」としている。
土浦は、「つくば霞ケ浦りんりんロード」のスタート地点であり、リニューアル第1期として、サイクリストに向け、シャワーやコインロッカー、レンタサイクル、サイクルショップ、サイクルカフェなど、サイクリングを楽しむためのベースキャンプ「りんりんスクエア土浦」を地下1階・1階にオープンする。自転車の乗り入れや持ち込みが可能となっている。
「りんりんスクエア土浦」は、駅直結サイクリング拠点施設として、茨城県が事業主体となり、土浦市、JR東日本と連携、アトレが指定管理者として管理運営を行う、地方創生の取り組み。
サイクリスト向け店舗をテナントにそろえ、シャワーやコインロッカー、レンタサイクル、サイクリングイベントなどを提供し、サイクリストと地域が交流する場を目指す。
1階に、イタリアの自転車メーカーBianchi(ビアンキ)とコラボレーションした新業態「サイクルカフェ」として、タリーズコーヒーがオープン。
店内にBianchiの自転車を展示するほか、イタリアにちなみ、エスプレッソを楽しめる「エスプレッソコンパナ」(320円)「アフォガード」(420円)を「Bianchiおすすめメニュー」として展開する。
店舗の内装は、店舗とフロアの境目をなくし、施設との一体感を出した。アスファルトをイメージした床には横断歩道が描かれ、天井はスケルトンで設計している。
ライトは、車輪がモチーフ。木製の家具が、店舗に温かみを添えている。1人での利用が多い駅の特性を考え、ソファ席をなくし、カウンターなど一人掛けを増やした。
店舗面積152m2、席数57席(全席禁煙)、営業時間全日7時~20時。
普段使いの自転車からハイエンドロードバイクまで約300台がそろう、サイクルショップ「ル・サイク」が駅ビル、茨城県初出店。
約462m2の店舗に、アパレル、ライトなど500点以上のグッズも用意している。
地下1階でレンタサイクル(25台)も行っており、買い物だけでなく手ぶらでサイクリングを楽しめる。
店舗レポート 最新記事
一覧最新ニュース
一覧-
- 賃上げ2024/ゲンキー正社員平均5%アップ
- 04月26日
-
- 大戸屋/「そよら横浜高田」に新店舗オープン
- 04月26日
-
- イオン九州/長崎県の医療介護施設に無人店舗5/1オープン
- 04月26日
-
- 吉野家HD/ラーメン店向けめん・スープ製造の宝産業を買収
- 04月26日
-
- 西武グループ、野村不動産/「軽井沢千ヶ滝地区」を共同開発
- 04月26日
-
- ニトリ/中国95店舗目「福州倉山愛琴海店」オープン
- 04月26日
-
- SHEIN/キャッシュレス決済「PayPay」導入
- 04月26日