いなげや/ひばりが丘パルコにカフェ併設の「ブルーミングブルーミー」
2018年07月19日 15:25 / 店舗レポート
売場面積が1601m2と小型店であるため、加工食品・日配食品、非食品のアイテム数を削減している。
クイーンズ伊勢丹では、ワインの品ぞろえが支持を得ていたため、いなげやでも酒類売場を強化部門と位置付けた。
1kmの足元商圏で80%の来店客を見込んでいるが、パルコは広域からも集客できるファッションビルであるため、広域からの集客を意識した、上質な品ぞろえもした。
広域からの集客を意識し、鮮魚コーナーでは対面販売で売る丸魚の魚種を増やした。築地市場で仕入れた魚を対面販売し、調理加工にも対応する。
精肉部門では、年間で60頭程度しか出荷されない希少な東京肥育の「東京ビーフ」を展開する。
そのほか、クイーンズ伊勢丹で支持を得ていたサイボクハムを、いなげやとして新たに導入した。
青果売場では、地元の「田無グリーン倶楽部」から直接届けられる地場野菜のほか、オイシックスが展開する野菜を導入し、品ぞろえの幅を広げた。
品ぞろえは、4つのキーワード(健康、シニア、ローカル、Ready to Eat,Heat,Cook)を意識し、日中は近隣の主婦、夕方以降は駅利用の乗降客をターゲットとした売場作りに取り組んだ。
「らくッキング!パパッと調理。」のPOPを生鮮食品売場の各所に配置し、時短料理を支援する、半調理加工品を集合展開している。
鮮魚売場では、真空パックに入った調理済みの魚惣菜や焼き魚・煮魚といった魚惣菜を集合展開し、温めるだけですぐにおかずになる商品を訴求する。
加工食品でも、「お湯を注ぐだけで!すぐ美味しい!」といったPOPを即席みそ汁コーナーに設置し、時短料理を意識した提案をする。
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