銀座ロフト/食と雑貨の融合で売上1.4倍目標、初のカフェも登場し刷新
2019年04月26日 16:50 / 店舗レポート
ロフトは4月26日、「銀座ロフト」をリニューアルオープンした。4月25日マスコミ向け内覧会を開催した。
創業30年目を迎えた2017年6月、次世代型店舗としてオープンした「銀座ロフト」(銀座ベルビア館 3階~6階)は、1階~2階の大幅増床を行い、新生「銀座ロフト」(1階~6階)として登場する。
同社は「今回、食、自然、ビューティ、ストーリー、日本をテーマに各階を編集した。特に増床部分の1階の食と雑貨が融合し、ギフトを拡充した売場、2階のナチュラルコスメ、メンズコスメなど充実させたビューティ売場を強化した。増床で売場面積は約1.4倍になるため、売上も同じ位伸ばしたい」としている。
ロフト初の試み「食」の取組みとして、エコロジー・オーガニック・フェアトレード・サステナブルなど時代のキーワードを軸に食品を展開。
また、商品開発を行うメーカー・ブランド・ショップなどとのコラボレーションにより、「雑貨×食」の様々なギフトを提案している(売場面積413.88m2)。
初のカフェ「ロフトフードラボ」は、ブランチやカフェタイムに、バーとして、約30席のイートインコーナーで、素材にこだわった限定スイーツやフルーツドリンクを楽しめる。
国産のフルーツと野菜を使ったジェラート(シングル税込450円)、アイスキャンディ(450円)の「スーパーアイスクレマリー」、東京初出店となるフルーツを使った京都発サワー専門店「サワー」、国産小麦を使い、自家製工房で作るベーカリー「GARDEN HOUSE CRAFTS」のスイーツ、ドリンクを用意している。
「スーパーアイスクレマリー」は、乳製品不使用、白砂糖不使用、グルテン、アレルゲンフリーでヘルシーなヴィーガンのジェラート、アイスキャンディーを販売する。
「サワー」は、ノンアルコール、アルコール入り両方のサワーを楽しめる。
綿あめの乗った「ミックスベリーカルダモンビネガー」「キウイクローブグレープフルーツビネガー」「パインアニスブラッドオレンジビネガー」「アップルローズマリービネガー」(各800円)はロフト限定商品となっている。
また、食と食にまつわる器、道具、書籍など一緒に贈りたくなるセットアップギフトを提案。
カレー(スパイス×食器)、おつまみ(缶つま×小皿)、ラーメン(麺×器)などをそろえている。
ポップアップでは、女性誌やウェブなどで「ギフトの選者」として注目を集める雑貨コーディネーターのオモムロニ。さんの著書に掲載されたギフトが登場し、ギフト選びのアイデアが本と一緒にラインアップされている。
PAPABUBBLE(パパブブレ) 、Compartes Chocolatie (コンパーテスショコラティエ)などのロフト限定商品もそろえている。
食と自然に特化した食品では、「Natural House」が循環型の実現に向けて「WHOLE(すべての)」をテーマにしたオリジナル商品など、全国からのセレクトした商品のセットアップギフトを提案する。
さらに、環境に配慮した製品開発や環境保護に積極的に取り組むパタゴニアが、おいしさと原材料にこだわった食品シリーズ「パタゴニア プロビジョン」を雑貨と合わせて用意している。
2階は、近年高まる美容と健康に配慮した自然由来原料のコスメやインナービューティとしてのフーズなど、銀座の高感度なマーケットを踏まえ、意識的に展開してきたナチュラル系商品をさらに強化した。
ロフト最大級の美容健康雑貨売場として、約2万点を2階全フロアにて展開している(面積858.85m2)。
需要の高まっているメンズコスメもロフト最大級の約500点そろえた。
ロフト先行販売(半年)のメンズメイクブランド「LIPPS BOY(リップスボーイ)」などファッション感度の高い男性に向けたナチュラルメンズスキンケア、「バーバースタイル」(理髪店のクラシカルなヘアスタイル)を気軽に取り込めるメンズコスメなどがそろう。
■銀座ロフト
所在地:東京都中央区銀座2-4-6 銀座ベルビア館1階~6階 (※1階~2階増床)
営業時間:11時~21時
営業面積:4585.14m2(約1.4倍に増床/+1272.73m2)
取扱商品数:約7万種類(現在約5万種類)
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