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ファミリーマート/261店中17店が「時間営業」実験へ参加

2019年04月26日 17:10 / 経営

ファミリーマートは4月25日、6月から東京、長崎、秋田の一部エリアを対象に実施する時間営業実験への参加希望店舗が17店となっていると発表した。

<ファミリーマート>
ファミリーマート

東京(文京)・長崎(諫早)を対象に週1回(日曜日)に5時~24時、5時~1時のいずれかで時間営業する第一次実験と、東京(池袋)・秋田(秋田南)を対象に毎日、7時~23時、5時~24時、5時~1時のいずれかで時間営業する第二次実験の対象店舗264店を対象に、アンケートを実施したもの。

時間営業実験はフランチャイズ加盟店のみを対象に実施。第一次実験には116店中13店、第二次実験には145店中4店が参加を希望しており、参加率は約7%となった。

時間営業実験では、加盟店収入、加盟店コスト、時間営業オペレーションなどを、3~6カ月程度の実験期間で検証する予定だ。

まずは、第一次実験の結果を分析した上で、規模・実験内容を修正し、さらに第二次実験を行う計画だ。

アンケートでは、実験参加の有無のほか、勤務時間の状況、夜勤の状況、休日取得の状況も調査した。

今回のアンケートの対象は338人、内訳は加盟店オーナー74人、加盟店オーナー兼店長95人、加盟店に雇用されている店長169人。

加盟店オーナーと加盟店に雇用されている店長の両者が回答しているケースがあるため、回答数は270人となった。

勤務時間の状況では、平均勤務時間が「12時間以上」22%、「8~12時間」58%、「8時間未満」20%となり、8時間以上の勤務が約80%を占めた。

夜勤の状況では、「週に5回以上の夜勤」12%、「週1~4回の夜勤」16%、「夜勤なし」72%となった。

休日取得状況では、「週2回以上の休日を取得」24%、「週1回の休日を取得」39%、「安定した週休なし」37%だった。週1回以上の休日取得は約60%に留まった。

なお、アンケートの提出期限は4月30日までのため、参加店舗数は速報値となっている。

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