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相鉄/横浜・星川駅に商業施設、無印良品500・相鉄ローゼンなど13店舗

2023年02月01日 17:33 / 店舗レポート

相鉄グループの相鉄アーバンクリエイツと相鉄ビルマネジメントは、相鉄本線 星川駅~天王町駅間高架下の施設「星天qlay(ホシテンクレイ)」のBゾーン(星川駅部、横浜市保土ヶ谷区)を2月2日・9日順次オープンする。2月1日報道向け内覧会を開催した。

<星天qlay Bゾーン>
星天qlay

同施設は、相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業において鉄道高架化により創出された、全長約1.4㎞のエリアをA~Eゾーンの5つに分けて開発したもの。

<高架化で駅周辺も整備>
高架化で駅周辺も整備

今回Aゾーン(駐車場)、Bゾーン「星天qlay」を2月2日・9日順次開業。クリエーティブなワーカー向けシェアハウスのDゾーンは4月、学びと集いのCゾーンを今秋、にぎわい創出を目指す商業施設Eゾーンは2025年3月オープンを予定している。

相鉄アーバンクリエイツ 星天・活性化担当の小杉山祐昌課長は、「高架化で創出されたエリアを、『生きかたを、遊ぶ』をテーマに開発した。商業施設だけでなく、ギャラリー、クリエイター向けのシェアハウスも導入した。地域住民などさまざまな人たちが交流することで、新たな発展のある施設を目指したい」と意気込みを語った。

<小杉山課長>
小杉山課長

Bゾーンには、13店舗が集結。相鉄ビルマネジメント二俣川営業所の籠田誠所長は「駅周辺の方に毎日使っていただきやすいテナントを集めた。高架化工事の際、地元町内会と連携しており、同時に店舗に関係するアンケートを実施した。その際、近隣にゆっくりできるカフェやレストランが少ないという意見があり、カフェ、レストランを充実させている」と説明した。

<籠田所長>
籠田所長

星川駅の周辺マーケットは40~50代が多く、下町要素も強い地域だという。

また、相鉄・東急直通線開業などを見込み、マンションの建設が増え、20~30代の流入も進んでいる。

<UNION SEAFOOD CAFE>
UNION SEAFOOD CAFE

2月2日、オイスター・バーなどを展開するオぺレーションファクトリーが手掛ける、オイスター・シーフード・ピザを中心としたイタリアンレストラン「UNION SEAFOOD CAFE」、発酵バターを使ったスイーツ専門店「HANERU」、「TULLY’S COFFEE」、ドーナツ専門店「ミサキドーナツ」、生花の「Reconnel」、輸入食品の「ジュピター」、「ファミリーマート」、自転車・レンタサイクル「ダイワサイクルSTYLE」、「くらしの相談窓口」(ほけんの窓口&スマホの窓口)、イベントスペース「qlaytion gallery」が開業する。

<HANERU>
HANERU

2月9日には、インストアベーカリーやライブ感のある調理総菜にこだわったスーパーマーケット「そうてつローゼン」、500円以下の日用品・雑貨を中心に集めた「無印良品 500」、「ハックドラッグ」が登場する。

ゆっくりできるレストラン・カフェを充実

「UNION SEAFOOD CAFE」は、夜は1つから選べる産地にこだわったカキ(3個食べ比べで税込み1738円から)、カキに合わせるスペイン直輸入のスパークリングワイン(グラス693円、ボトル4290円)を提供。シーフードイタリアンのおつまみもそろう。

<産地にこだわったカキ>
産地にこだわったカキ

ランチは、平日は時間無制限でメイン(税込み1320円から)にパンとドリンクのビュッフェが付いている。

<TULLY’S COFFEE>
TULLY’S COFFEE

カフェは、「TULLY’S COFFEE」がオープンする。

ドーナツ専門店「ミサキドーナツ」、輸入食品の「ジュピター」、生花の「Reconnel」、発酵バターを使ったスイーツ専門店「HANERU」といった生活を彩る店舗もそろう。

<イートインもできるミサキドーナツ>
ミサキドーナツ

<輸入食品の「ジュピター」>
輸入食品の「ジュピター」

常に新たな風を吹き込むイベントスペースも

<qlaytion gallery>
qlaytion gallery

さらに、イベントスペース「qlaytion gallery」は、同施設の企画を担当するYADOKARIなどがオフィスとして入居。「生き方を、遊ぶ」を感じられる展示を予定しており、オープンから3月まで、サーキュラー・デザイン展として、お菓子のパッケージをバッグなどに再利用した商品を紹介する。常に施設に、新たな風を吹き込むイベントスペースを目指す。

なお、「星天qlay」は、2022年11月15日に発生した火災の影響で延期となっていた。同じく延期となっていた、星川駅の改札から横浜方面へ向かう「東口」出口も、2月2日から供用開始する。

■星天qlay(ホシテンクレイ)
敷地面積:約2万5000m2
所在地:神奈川県横浜市保土ケ谷区星川ほか
用途:店舗・事務所、寄宿舎、駐車場、駐輪場など
交通:相鉄本線 星川駅~天王町駅
企画:YADOKARI
https://www.hoshiten-qlay.com/

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