ららテラス川口／地下の飲食フロア「川口フードマーケット」5／31オープン

2025年05月30日 17:07 ／店舗レポート

「三井ショッピングパークららテラス川口」（埼玉県川口市）では5月31日、地下1階に飲食機能を集積させた「川口 FOOD MARKET」をオープンする。

＜肥田部長＞

小腹がすいた時やお買い物の休憩に気軽に立ち寄れるフードコートや、日々の食卓を彩るスーパーマーケット、生鮮三品、グロサリー、総菜店、和洋菓子店など全30店舗が集結。地下のワンフロア内に、人気テナントから大衆向けのスイーツ店、ギフト需要に応えるデパ地下常連のブランドまで幅広い客層のニーズを満たす店舗を取りそろえた。

店舗・商品のラインアップについて、三井不動産の肥田雅和商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部副部長兼リージョナル事業部長は「幅広い価格帯の品ぞろえができた。生鮮はそれぞれ専門店を入れており、野菜などは結構安かったりもする」と語る。

一方で、周辺に増加しているタワーマンションの住民も取り込みたい考え。

「マンションの値段が上がる中、新しくこの辺（川口）の物件を買える方には一定の所得があり、趣味・趣向やこだわりを持つ方もいらっしゃる。そういった方々にもご満足いただけるような食品をできる限り提供したいと思い、お店を集めた」とも述べた。

＜西武・そごうショップを導入＞

加えて、ららテラス川口の開業前、近くに手頃なギフトショップが無いことを嘆く住民が多かったという。

「今回、そごう・西武さんに出店頂いた。結構（顧客の）声を聞いていると、手土産や贈答品を買うため新宿や池袋に行ったり、百貨店に行ったりするなど、そういった意味でも不便をされている方々がいらっしゃることが分かった。やはり贈答品ニーズもあるだろうということで、そういったお店もそろえさせて頂いた」（肥田部長）。

そのため、ライフスタイル型商業施設でありながらもデパ地下のような品ぞろえも実現。日常使いできる食物販からお土産・ギフト需要をバランス良く集めたフロアが完成した。

＜フロアマップ＞

川口 FOOD MARKETは、バリエーション豊かな食物販からなる「食品ゾーン」、生鮮3部門がそろう「スーパーマーケット・生鮮」、イートインのみならずテイクアウト利用もできる「フードコート」の3エリアで構成される。

＜魚の北辰＞

「スーパーマーケット・生鮮」では、旧そごう川口店時代から継続出店する精肉専門店「ニュークイック」に加え、新たに「成城石井」、「FRESH DAITO」、寿司や丼のイートインも提供する「魚の北辰」を開く。

＜カルディ＞

「食品ゾーン」では、人気グロサリー店「カルディ」、日本全国の食品をそろえた「日本うまいもの館」、「富澤商店」などが登場。そごう・西武がサテライト店舗「西武・そごうショップ」として再登場を果たす。「不二家」や「ビアードパパ」といった定番スイーツに、和食＆中華の「銀座アスター」などの総菜・弁当店、ベーカリーも充実している。

＜フードコート＞

フードコートは5店舗。ファストフードの「フレッシュネスバーガー」、若年層を中心に人気の「ゴンチャ」、ファミリーからの支持を集める「サーティワンアイスクリーム」に加え、埼玉初登場の「大阪讃岐鶴丸うどん本舗」、ラーメン店「札幌みその」と、普段使いしやすい店舗を集めた。

■三井ショッピングパークららテラス川口
所在地：埼玉県川口市栄町3-5-1
敷地面積：約8900m2
構造規模：鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造地上11階、地下2階建
延床面積：約6万8800m2
店舗面積：約2万1500m2
店舗数：94店舗
アクセス：JR京浜東北線「川口」駅からペデストリアンデッキにより直結
営業時間
物販：10時～21時
フードコート：10時30分～21時※一部、営業時間の異なる店舗あり
スケジュール：着工2024年8月、開業2025年5月31日
事業主：三井不動産
設計会社：大成建設
施工会社：大成建設
環境デザイン：スペース
運営・管理：三井不動産商業マネジメント
施設ティザーサイト：https://mitsui-shopping-park.com/lsp/lalat/special/lalat-kawaguchi/teaser/