阪急阪神百貨店/8月は9か月連続前年実績上回る
2017年09月01日 19:35 / 月次
エイチ・ツー・オー・リテイリング(2017年3月期売上高:9012億円)が発表した8月度売上速報によると、阪急阪神百貨店の全社計売上高は前年同期比3.1%増となった。
内訳は、阪急本店10.1%増、阪神本店0.4%減、支店計5.1%減だった。
全店の概況では、売上高が9か月連続で前年実績を上回る。
婦人服が、前半に強化した秋色夏素材のブラウスを中心に、鮮度感のある、ジャストシーズンのものが好調に動き、後半はさらに秋物の立ち上がりに対する反応もよく、重衣料も好調に推移したという。
インバウンドは、化粧品だけでなく、高額なジュエリーや時計も活発な動きを見せ、好調を継続(約7割増)している。
阪急本店は、婦人ファッション全体(17%増)が好調。特に婦人服(11%増)がモード婦人服(23%増)が全体を牽引し、後半に展開した秋物のジャケットやコートなど重衣料の動き出しもいい。
インバウンドは、化粧品が中心の消耗品(約2倍)、ジュエリー好調の一般品(約8割増)とも好調で免税売上高約8割増となっている。
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