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家電量販店/8月の売上高エディオン2.0%減、ケーズHD1.5%減

2018年09月19日 12:00 / 月次

家電量販店4社が発表した8月の月次売上によると、ビックカメラ+コジマの全店売上高が1.7%増、コジマ既存店2.1%増、エディオンの全店売上高2.0%減、ケーズホールディングスのグループ売上高1.5%減となった。

<ビックカメラ イメージカット>
ビックカメラ

■ビックカメラ(2017年8月期:売上高7906億円)
ビックカメラ+コジマ売上高1.7%増、うちビックカメラ0.9%増

音響映像商品0.8%減、家庭電化商品0.1%増、情報通信機器商品5.1%増、その他の商品0.0%。

8月は、祝日(11日)が土曜日と重なったことから、前年に比べ曜日まわりでマイナスの影響があった。

音響映像商品は、テレビが堅調。一方、オーディオがやや低調、デジタルカメラが低調だった。

家庭電化商品は、エアコンが好調、冷蔵庫が堅調に推移した。一方、洗濯機、調理家電や理美容家電がややダウンした。

情報通信機器商品は、パソコン本体やパソコン周辺機器が堅調。一方、スマートフォンがやや低調となった。

その他の商品は、医薬品、スポーツ用品や酒類が好調、時計、玩具やメガネ・コンタクトレンズが堅調、一方、ゲームが低調に推移した。

■コジマ(2017年8月期:売上高2327億円)
既存店売上高2.1%増、全店売上高3.0%増

全店のテレビ6.2%増、ブルーレイ・DVD0.9%増、エアコン9.2%増、パソコン(本体のみ)0.8%増、携帯電話20.4%増、洗濯機6.7%減、冷蔵庫3.9%減。

8月は、例年に比べて中旬以降も暑さが続いたことから、エアコン、扇風機などの季節商品が好調に推移した。

また、携帯電話が引き続きイベントや販売施策等の効果もあり、好調に推移したことに加えて、テレビが高画質・大画面モデルへの買い替え促進によって、有機ELテレビをはじめ、50インチ以上の商品が好調だった。

出退店なく8月末で合計141店。

■エディオン(2018年3月期:売上高6862億円)
直営店売上高1.5%減、全店売上高2.0%減
出店0、退店1、8月末店舗1190店

■ケーズホールディングス(2018年3月期:売上高6791円)
グループ計売上高1.5%減、出退店0、月末店舗は496店

音響商品10.7%減、テレビ6.3%減、ブルーレイ・DVD9.5%減、パソコン・情報機器3.0%減、冷蔵庫1.6%増

洗濯機2.6%減、クリーナー7.5%減、調理家電3.7%減、理美容・健康器具6.2%減、エアコン5.1%増

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