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日本チェーンストア協会/12月の総販売額は0.7%減の1兆2941億円

2019年01月23日 09:05 / 月次

日本チェーンストア協会が発表した月のチェーンストア販売概況(会員企業58社、1万447店)によると、総販売額は1兆2941億円(店舗調整後前年同月比0.7%減)となった。

部門別の販売額では、食料品8464億円(0.8%減)、衣料品969億円(4.7%減)、住関品2619億円(1.0%増)、サービス38億円(1.6%増)、その他849億円(0.4%増)。

店舗調整前では、総販売額0.6%増、食料品0.8%増、衣料品5.0%減、住関品1.6%増、サービス0.3%増、その他1.4%増だった。

12月度は、食料品は農産品が相場安の影響を受け苦戦、衣料品、住関品は月の前半比較的気温が高めで季節商品を中心に動きが鈍かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった。

農産品は、人参、玉ねぎ、トマト、ブロッコリー、なす、舞茸などの動きは良かったが、白菜、キャベツ、大根、レタス、小松菜、きのこ類、加工野菜などの動きは鈍かった。果物では、いちご、みかん、レモン、アボカド、ぶどう、バナナ、キウィフルーツなどの動きは良かったものの、柿、りんごなどの動きは鈍かった。

畜産品は、牛肉の動きは良かったが、豚肉、鶏肉の動きは鈍かった。鶏卵、ハム・ソーセージはまずまずの動きだった。

水産品は、刺身の盛り合わせ、まぐろ、サーモン、えび、いくら、味付数の子、ちりめんなどの動きは良かったが、たこ、丸物、牡蠣、かに、切身、うなぎ、筋子、塩鮭などの動きは鈍かった。

惣菜は、温惣菜では揚げ物、焼き物などの動きは良かったが、中華の動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良かった。寿司、弁当の動きも良かった。

その他食品は、乳酸菌飲料、米、乳製品、油、飲料、煮豆、缶詰、納豆、カニカマ、豆菓子などは好調だったが、ヨーグルト、鍋物関連、水物、アイスクリーム、冷凍食品、カップスープ、インスタントコーヒーなどは苦戦した。

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