婦人・子ども服/12月の既存店売上しまむら7.8%減、TSI0.9%減
2019年01月23日 10:20 / 月次
婦人・子ども服6社の12月度の営業概況によると、既存店売上は、ワールド0.6%増、アダストリアが4.9%増、ハニーズ3.3%増と前年同月を上回ったが、ファッションセンターしまむら7.8%減、TSIHD0.9%減、西松屋チェーン1.4%減と明暗を分けた。
■しまむら(2018年2月期:売上高5651億円)
既存店売上(ファッションセンターしまむらのみ)7.8%減、客数7.6%減、客単価1.2%増。
全店売上6.5%減。
1月23日現在店舗数1428店。
■ワールド(2019年3月期:売上高2490億円見込み)
店舗既存店売上0.6%増、Eコマース11.7%増。
国内全店売上4.3%増、国内小売売上3.5%増。
12月は、休日数は前年同月に比べてプラス1日であり、既存店売上ベースでプラス2.1%ポイント程度のプラス影響があったと推計している。
上旬は気温が高く、重衣料中心に動きが鈍かったものの、中旬以降は気温の低下とともに、コートやプルオーバーニットが好調に推移した。
また、下旬よりSCチャネルのセールが本格化するなか、順調なスタートを切った。
ブランド別ではデッサン、AGバイアクアガール、インデックス、ドレステリア、リフレクトが牽引した。
■アダストリア(2018年2月期:2227億円)
既存店売上4.9%増、客数2.3%増、客単価2.5%増。
全店売3.4%増、客数1.1%増、客単価2.3%増。
出店2、退店0で、12月度末の店舗数は1305店。
■TSIホールディングス(2018年2月期:売上高1554億円)
既存店小売0.9%減、オンラインショップ13.6%増、計2.2%増
全店小売12.8%増、オンラインショップ24.4%増、計15.3%増
■西松屋チェーン(20日締、2018年2月期:売上高1373億円)
既存店売上高1.4%減、客数0.0%、客単価1.4%減。
全店売上4.2%増、客数6.2%増、客単価1.9%減。
出店は12店、閉店2で、12月度末の店舗数は1004店舗。
12月は、気温が昨年と比較して高めであったものの、冬物セールの効果で子供衣料の売上高は好調に推移した。育児・服飾雑貨についても引き続き堅調だった。
■ハニーズ(2017年5月期:545億円)
既存店売上高3.3%増、客数5.0%増、客単価1.6%減。
直営店売上高4.2%増、客数5.7%増、客単価1.5%減。
出店0、退店2、12月末店舗数875店。
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。