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ファミリーレストラン/7月既存店すかいらーく4.3%減など全5社ダウン

2019年08月23日 13:20 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した7月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく4.3%減、サイゼリヤ3.5%減、セブン&アイ・フードシステムズ6.0%減、ジョイフル10.7%減、ロイヤルホールディングス4.6%減とそろって減収だった。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく8.4%減、サイゼリヤ5.3%減、セブン&アイ・フードシステムズ8.5%減、ジョイフル10.0%減、ロイヤルホスト6.3%減と全社で減少した。

客単価は、すかいらーく4.5%増、サイゼリヤ1.9%増、セブン&アイ・フードシステムズ2.7%増、ロイヤルホスト1.9%増とプラス。ジョイフルのみ0.7%減とダウンした。

■すかいらーく(2018年12月期:売上高3306億円)
既存店売上高は4.3%減、客数8.4%減、客単価4.5%増。全店売上高2.4%減。

前年7月と比較して日曜日の日数が1日少なかったことにより、2%程度のマイナス影響があった。

前年は6月に梅雨明けしたが、今年は7月下旬まで梅雨が続き、降水量が前年の2倍、日照時間は3分の1、平均最高気温マイナス5℃といった気象条件が重なり約3~4%のマイナス影響が見込まれる。

9月からの全店禁煙化に向け、先行して1000店以上を禁煙にしたことにより、マイナス1%程度の影響がったとみている。

7月度新規出店は4店(しゃぶ葉2店、から好し1店、むさしの森珈琲1店)、2019年7月店舗数合計3232店。

■サイゼリヤ(2018年9月期:売上高1540億円)
既存店売上高3.5%減、客数5.3%減、客単価1.9%増。店舗数1023店。

全店売上高2.8%減、客数4.4%減、客単価1.7%増。店舗数1083店。

休業22、閉店2だった。

7月の既存店売上高は、土日祝日による日数が、前年同月よりも1日少なかったことが、2%ポイント程度マイナスに影響したものと考えている。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2019年2月期:売上高782億円)
デニーズ
既存店売上高6.0%減、客数8.5%減、客単価2.7%増。

全店売上高7.3%減。

■ジョイフル(2018年7月期:売上高321億円、決算期を2018年より変更のため6カ月決算)
既存店売上高10.7%減、客数10.0%減、客単価0.7%減。

全店売上高11.5%減、客数10.9%減、客単価0.7%減。

出店0、退店1、店舗数合計721店。

■ロイヤルホールディングス(2018年12月期:外食事業617億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高4.6%減、来客数6.3%減、客単価1.9%増。

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