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日本チェーンストア協会/1月の総販売額は2.0%減の1兆44億円

2020年02月27日 10:50 / 月次

日本チェーンストア協会が発表した1月のチェーンストア販売概況(会員企業55社、1万543店)によると、総販売額は1兆44億円(店舗調整後前年同月比2.0%減)となった。

部門別の販売額では、食料品6589億円(0.1%減)、衣料品684億円(8.0%減)、住関品2047億円(6.2%減)、サービス21億円(5.7%減)、その他700億円(0.4%減)。

店舗調整前では、総販売額7.7%減、食料品6.8%減、衣料品7.6%減、住関品9.1%減、サービス17.3%減、その他0.2%減だった。

<総合スーパー(イメージカット)>
総合スーパー(イメージカット)

1月度は、食料品は相場安もあり農産品は動きが鈍かった。衣料品、住関品も気温が高めで推移したこともあり苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった。

惣菜は、温惣菜では揚げ物、焼き物、中華などの動きは良かったものの、焼き鳥などの動きは鈍かった。要冷惣菜は、和・洋惣菜ともに動きは良かった。弁当、寿司の動きはまずまずだった。

その他食品は、飲料、冷凍食品、佃煮、パスタ類、パン類、缶詰、カニカマ、米菓、アイスクリームなどの動きは良かったが、米、乳酸菌飲料、ヨーグルト、鍋物関連、練製品、餅、インスタントコーヒー・ココア、水物、健康油、漬物などの動きは鈍かった。

農産品は、レタス、トマト、なす、ブロッコリー、カット野菜などの動きは良かったが、白菜、じゃがいも、玉ねぎ、大根、きゅうり、ピーマン、きのこ類などの動きは鈍かった。果物では、ぶどう、バナナ、アボカド、洋梨、パイナップルなどが好調だったが、いちご、みかん、りんごなどの動きは鈍かった。

畜産品は、牛肉、豚肉、鶏肉の動きは鈍かった。鶏卵の動きは良かったものの、ハム・ソーセージの動きは鈍かった。

水産品は、刺身の盛り合わせ、マグロ、かつお、かに、サーモン、うなぎ、たらこ・明太子、海藻類などの動きは良かったが、丸物、ぶり、たら、牡蠣、かれい、干物などの動きは鈍かった。

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