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ドラッグストア/7月既存店売上高ウエルシア4.2%増、ツルハ3.6%増

2020年08月25日 15:10 / 月次

ドラッグストア主要5チェーンの7月の営業概況によると、既存店売上高は、ウエルシアHD4.2%増、ツルハHD3.6%増、コスモス薬品7.7%増、サンドラッグ3.5%増、マツモトキヨシHD6.2%減となった。

■ウエルシアホールディングス(2020年2月期:売上高8682億円)
既存店売上高4.2%増、客数1.3%減、客単価5.5%増。
うち物販売上3.4%増、調剤7.8%増。
全店売上高12.2%増、客数7.7%増、客単価4.5%増。

ウエルシア薬局4.0%増、シミズ薬品3.2%増、丸大サクラヰ薬局8.7%増、MASAYA4.0%増、金光薬品10.3%増、グループ計4.2%増。
処方せん受付枚数135万7474枚。

■ツルハホールディングス(2020年5月期:売上高8410億円)
既存店売上高3.6%増、客数0.3%増、客単価3.3%増。
全店売上高5.9%増、客数4.1%増、客単価1.7%増。
開店10、閉店3、総店舗数は2354店。

店舗数は、5月28日付で取得したJR九州ドラッグイレブンの206店舗を加え、大きく増加している。

■コスモス薬品(2020年5月期:売上高6844億円)
既存店売上高7.7%増、全店売上高12.4%増。
出店4、閉店0、総店舗数1069店。

■サンドラッグ(2020年3月期:売上高6177億円)
グループ合計既存店売上高3.5%増、全店1.9%増。
ドラッグストア事業既存店売上高2.8%増、全店2.9%減。
ディスカウントストア事業既存店売上高4.5%増、全店9.6%増。

ドラッグストア3店、ディスカウント事業で3店出店した。

■マツモトキヨシホールディングス(2020年3月期:売上高5905億円)
HD小売既存店売上6.2%減、小売全店売上4.1%減、FC売上9.2%増、HD売上合計3.7%減。HD薬粧客数(既存店)は2.7%減。マツモトキヨシ既存店小売売上伸び率10.5%減。

7月の天候は、「令和2年7月豪雨」が発生し、降水量は東・西日本でかなり多く、日照時間は、北日本太平洋側と東・西日本で少なかった。

昨年より長い梅雨の影響も重なり、引き続き医薬品と化粧品は苦戦しているものの、回復傾向が見られたという。

また、郊外型店での需要も堅調さを維持している。

インバウンド売上は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による入国制限などにより、免税全店売上は激減した。

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