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東京地区百貨店/10月売上は2カ月連続プラスの4.9%増

2021年11月30日月次

日本百貨店協会が11月25日に発表した10月の東京地区百貨店(12社24店)の売上高概況によると、売上高は約1048億円(前年同月比4.9%増)で、2カ月連続のプラスとなった。

10月の東京地区は、緊急事態宣言の解除によって外出機会が増加したことで、組織顧客を中心に一般客も含めた来店動向に好影響があり、売上高(4.9%増/2カ月連続)、入店客数(3.0%増/3カ月ぶり)共に前年実績を上回った。一方、前々年(2019年)比では、売上高は0.4%増だが、入店客数は25.7%減とコロナ禍前の水準には戻っていない。

商品別では、主要5品目全てがプラスとなった。品目別の動向では、月後半の気温低下により、厳しい状況が続いていた主力の衣料品(1.8%増/3カ月ぶり)に、一部復調の兆しが見られた。コート、ジャケット、ブルゾン、ニットなど防寒アイテムが好調だったほか、買い替え需要やオケージョン需要も寄与した。

身のまわり品(7.3%増)は、依然好調に推移しているラグジュアリーブランドに加えて、外出や出勤の増加で、ブーツやハンドバッグなどおしゃれ商材全般への消費マインドが高まってきた。雑貨(6.8%増/2カ月連続) は、高級時計 (美術・宝飾・貴金属:17.1%増) を中心に引き続き好調を維持しているほか、化粧品(1.9%増)は、美容部員によるタッチアップが順次再開されたことで、メイクアップアイテムに動きが見られた。

食料品(9.1%増/2カ連続)は、宣言解除による人の移動・往来の活発化で、手土産需要が復調傾向を示し、菓子(15.1%増)は和洋菓子共に好調だった。おせちやクリスマスケーキは昨年以上に早期予約傾向が強まり、受注状況は前年を上回るペースで推移している。

11月17日段階の商況は、7.7%増と引き続き回復基調にあるが、前々年比では約13%減と、未だ商況の厳しさは続いている。

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