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大手百貨店/1月売上高5社そろって増、高額商品の好調継続

2022年02月01日月次

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三越伊勢丹ホールディングス、J.フロントリテイリング、エイチ・ツー・オーリテイリング、高島屋、そごう・西武は2月1日、1月の売上速報を発表した。

三越伊勢丹(首都圏)前年同月比31.2%増、J.フロントリテイリング(百貨店事業合計)17.2%増、エイチ・ツー・オーリテイリング(阪急阪神百貨店全店計)15.9%増、高島屋各店計(国内百貨店子会社含む)21.9%増、そごう・西武10店計19.7%増だった。

■三越伊勢丹HD(2021年3月期売上高:8160億円)
伊勢丹新宿本店店頭前年同月比31.7%増、三越日本橋本店店頭40.5%増、三越銀座店35.3%増などで、三越伊勢丹計31.2%増だった。

札幌丸井三越2.9%増、函館丸井今井11.3%増、仙台三越7.4%増、松山三越49.4%増など、国内グループ百貨店計は12.3%増となり、国内百貨店計は22.8%増となっている。

1月中旬以降、全国的に新型コロナウイルス感染者数が急増したことから、グループ百貨店を中心に中旬以降の売上・客数の減少傾向が見られるも、来店客の目的購買傾向が強く、客単価の前年比は国内百貨店計で2ケタ増と上昇。国内百貨店計の売上は4カ月連続、首都圏三越伊勢丹計の売上は5カ月連続で前年を上回った。

伊勢丹新宿本店・三越日本橋本店では、顧客ロイヤルティーの高い時計・宝飾・ハンドバッグ・ラグジュアリーブランドをはじめとする高付加価値な商品が、継続して好調を維持した。また、話題性・独自性のある催事を開催し、新規顧客の購買も多く見られたという。

免税売上は、首都圏三越伊勢丹計、国内百貨店計ともに前年実績を大きく上回った。

■J.フロントリテイリング(2021年2月期売上高:7662億円)
大丸松坂屋百貨店合計の売上高は前年同月比16.9%増、博多大丸、高知大丸を含めた百貨店事業の合計売上高は17.2%増だった。

1月の売上高は主要な店舗所在地において、まん延防止等重点措置が下旬から実施されたものの、前年の新型コロナウイルス感染症第3波影響の反動から、全ての商品カテゴリーで前年実績を上回った。大丸松坂屋百貨店合計(既存店)では18.4%増、関係百貨店を含めた百貨店事業合計(既存店)では18.6%増となった。

店舗別では、直営13店舗中11店舗と博多大丸が前年実績を上回った。

大丸松坂屋百貨店合計の免税売上高は9.2%減(客数14.1%減、客単価5.7%増)。

1月の大丸松坂屋百貨店の店計売上(法人・本社等の本年・過去実績を除く既存店)は前年比19.1%増、2020年比22.0%減、うち国内売上高(免税売上高の本年・過去実績を除く)は前年比19.4%増、2020年比11.6%減。

■H2O(2021年3月期売上高:7391億円)
百貨店事業の全社計の売上高は、前年同月比15.9%増となった。内訳は阪急本店21.9%増、阪神梅田本店23.7%増、支店計7.9%増。

新型コロナウイルスの新規感染が全国的に急拡大し、「まん延防止等重点措置」が、東京・神奈川(21日から)、大阪・兵庫・福岡(27日から)など、店舗所在地である都府県に再適用。適用前からすでに入店客数は減少傾向だったものの、前年のコロナ禍による影響の反動もあり、売上高は3カ月連続の2ケタ増で前年実績を上回った。

阪神梅田本店は、4月のグランドオープンに向けた工事の影響により、25日から28日まで4日間臨時休業した。

各支店においても、都心店を中心に年始からファッションが好調。昨年の反動の影響も加わり、売上高は約1割増だった。

阪急本店は、2日の初売りは、開店前から約5000人が並び、2年ぶりに新年らしいにぎわいとなった。家族連れが多く、帰省した人も増え、3世代での買物姿が目立ったという。

カテゴリー別では、婦人ファッションの好調が継続しており、売上高前年比約4割増。また、100万円以上の高額品の売上高は前年の2倍以上と大きく伸びている。

成人の日のお祝いをはじめ、新年のギフトニーズも高く、時計・宝飾品・バッグがけん引。3連休以降、年配層を中心に入店客数が減少に向かうも、売上高前年比は2カ月連続で2割増を超える結果となった。

12日から地下1階、20日からは9階などの特設会場を加え、全館でバレンタイン商戦が開始。本年は、感染防止対策強化として、9階のメイン会場におけるソフトクリームなどイートインメニューの販売を中止。また、混雑時における会場への入場制限なども行う。

一方ECでは、取り扱いブランドの増加や、WEB上のでデジタルガイドブックからオンラインストアで購入できる改善などの取り組み強化により、EC売上高は、約4割増と好調に推移している。

■高島屋(2021年2月期売上高:6808億円)
高島屋各店計売上高は前年同月比22.9%増、岡山高島屋、岐阜高島屋、高崎高島屋を含めた各店・および国内百貨店子会社計は21.9%増となった。

1月の店頭売上は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたが、前年の緊急事態宣言による一部店舗の営業時間短縮や外出自粛影響の反動に加え、高額品の好調が継続していることなどから、前年実績を上回っている。

免税売上は62.6%増、免税を除いた店頭売上は21.3%増だった。

店舗別売上では、泉北店を除く店舗が前年実績を超えた。

商品別売上(同社分類による15店舗ベース)では、サービス営業を除く全商品群が前年実績を上回った。

■そごう・西武(2021年2月期売上高:4404億円)
そごう・西武10店の売上高は前年同月比19.7%増(2020年同月比14.0%減)、西武池袋本店は27.7%増(9.5%減)となった。

新型コロナ感染者数減少を受け、全領域において前年売上を大きく上回った。とりわけプレステージブランドは約35%増、2020年1月比約30%増。高級雑貨も約25%増、2020年1月比約30%増。いずれも大きく売上を伸ばした。一方、衣料品計で見ると、売上は約30%増も、2020年1月比は約15%減にとどまった。

免税売上高は約5%減(2020年同月比約70%減)、客数約15%減(2020年同月比約95%減)となっている。

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