ワタミ/時短営業96店・休業132店、居酒屋の大型店舗は今後撤退も
2022年02月01日 14:40 / 店舗
ワタミは2月1日、同日時点でまん延防止等重点措置などに対応し、96店舗を時短営業、132店舗を休業していると発表した。
同日の記者会見で渡辺美樹会長兼社長が明らかにしたもの。
渡辺会長は「正直もっと休業したいが、人員や在庫の関係で無理やり開けている店舗もある。居酒屋業界は、コロナの影響がなくなっても市場規模が7割程度まで小さくなると考えており、空中階の大型店舗は撤退の準備に入っている」と説明した。
また、政府の新型コロナウイルス感染症対策について、「感染者数が落ち着いていた11月にしっかり、酒類提供の制限、時短営業、休業などの対策の効果を検証してほしかった。現在でも個人店が制限を守らず、(時短などせず)通常営業しているところもあり、正直者がばかを見る状態だ。PDCAのしっかり回っていない政府の対応に納得できない」と強い口調で述べた。
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