ミニストップ/12月はセール、増量企画好調も既存店売上0.9%減
2023年01月10日 10:20 / 月次
ミニストップが1月10日に発表した12月の売上状況によると、既存店売上高0.9%減、客数4.0%減、客単価3.2%増となった。全店売上高は3.0%減だった。
<12月の売上状況>
既存店 | 売上高 | 0.9%減 |
客数 | 4.0%減 | |
客単価 | 3.2%増 | |
全店 | 売上高 | 3.0%減 |
コンビニエンスストア商品は、年末の多忙な時期に買ってすぐ楽しめるパン類の品揃えと販促を強化し、調理パン、菓子パン、食パンの1店1日当たりの売上が前年を上回った。「1本購入で1本無料引換企画」が引き続き好評の飲料も売上が前年を上回り、カードゲーム、当たりくじの販売が好調に推移したホビーも11月に続いて売上が前年を超えた。
店内加工ファストフード商品は、店内手づくりのおにぎりの品揃えを拡充し、惣菜を組み合わせて提供する手づくり弁当は取扱い店舗数を増やし、手づくりおにぎり、手づくり弁当の売上はともに前年を20%以上上回る大きな伸びとなった。ポテトは、欧州産のじゃがいもを使用した「フレンチフライドポテト」を新たに発売、年末年始にかけて実施した1.5倍増量セールの販売も好調に推移し、売上が前年を超えた。パフェでは月初に発売したピスタチオパフェが好調に推移し、コールドスイーツの売上を牽引した。また、下半期の最大商戦であるクリスマス商戦では、デリバリーサービスも活用したチキン類の訴求を進め、お得なセットメニューの販売を強化したことにより客単価も向上し、ファストフードの売上を押し上げた。
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