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イオン/4月は夏物衣料・アウトドア用品好調でイオンリテール既存店売上3.8%増

2023年05月10日 12:20 / 月次

イオンが5月10日に発表した4月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール3.8%増、イオン北海道4.1%増、イオン九州8.0%増となった。

また、スーパーマーケットのマックスバリュ東海4.8%増、フジ・リテイリング5.8%増、マックスバリュ西日本2.5%増だった。ミニストップは1.9%増、コックス3.6%増、ジーフット6.2%増、キャンドゥ5.2%増だった。

<主な連結各社の4月売上高前期比伸び率一覧>

業態 社名 前年同期比
全店 既存店
GMS イオンリテール 6.1%増 3.8%増
イオン北海道 4.3%増 4.1%増
イオン九州 8.3%増 8.0%増
SM マックスバリュ東海 5.5%増 4.8%増
フジ・リテイリング 8.3%増 5.8%増
マックスバリュ西日本 2.6%増 2.5%増
CVS
専門店
ミニストップ 1.9%減 1.9%増
コックス 0.1%増 3.6%増
ジーフット 1.2%増 6.2%増
キャンドゥ 6.0%増 5.2%増

4月は、春休みの行楽用品や新生活準備品、大型連休に向けたトラベル用品など季節行事に関連した商品の展開を強化した。また、トップバリュでは、具材の量を増やし、美味しさにこだわったベストプライス冷凍パスタをリニューアルするなど、お買い得感のある商品の更なる拡充に取り組んだ。

総合小売事業のイオンリテールでは、気温の上昇に伴い速乾性や接触冷感などの機能を有する「トップバリュ PEACE FIT COOL」などの夏物衣料の展開や、アウトドア用品や節電対策商品の品揃えを拡充した結果、既存店売上高が10カ月連続で前年実績を超えた。部門別では、花見や春休みに家族で楽しむごちそうメニューを強化したデリカ・畜産・水産のほか、グロッサリーや日配品の販売が好調に推移し、食品売上高は既存店前年を8カ月連続で上回った。さらに、外出機会の増加により化粧品や、ペット商品の販売が好調であったヘルス&ビューティケアの既存店売上高は、14カ月連続で前年実績を超えた。

スーパーマーケット事業では、地場の生鮮食材を使用した「ハレ型」のごちそうメニューを充実させたほか、節約志向に対応した小容量商品の拡充やトップバリュの拡販、曜日市を強化した結果、主要企業10社計の既存店売上高が前年を上回った。

ディベロッパー事業のイオンモールは、神奈川県平塚市に、地域創生型商業施設として「地域との出会い」「エンターテインメント」「アウトレット」の3つの価値を提供する「THE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA(ジ アウトレット湘南平塚)」をオープンした。

サービス・専門店事業のコックスは、レディスの撥水マウンテンパーカー、ユルトレンチ、メンズのストレッチブルゾンなど軽量のアウターやTシャツが好調だった。また、雑誌タイアップ商品や春物商品のセール販売も順調に推移した。

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