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総合スーパー/4月はイオン3.8%増、PPIH5.3%増、ヨーカドー2.7%増

2023年05月30日 14:30 / 月次

流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、4月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール3.8%増、PPIH(国内リテール主要4社)5.3%増、イトーヨーカドー2.7%増となった。

<4月の実績>

社名 既存店売上高(前年同月比) 全店売上高(前年同月比)
イオンリテール 3.8%増 6.1%増
PPIH 5.3%増 5.7%増
イトーヨーカ堂 2.7%増 1.7%増

■イオンリテール(2022年2月期:売上高1兆6648億円)
既存店3.8%増、全店6.1%増

総合小売事業のイオンリテールでは、気温の上昇に伴い速乾性や接触冷感などの機能を有する「トップバリュ PEACE FIT COOL」などの夏物衣料の展開や、アウトドア用品や節電対策商品の品揃えを拡充した結果、既存店売上高が10カ月連続で前年実績を上回った。部門別では、花見や春休みに家族で楽しむごちそうメニューを強化したデリカ・畜産・水産のほか、グロッサリーや日配品の販売が好調に推移し、食品売上高は既存店前年を8カ月連続で上回った。さらに、外出機会の増加により化粧品や、ペット商品の販売が好調であったヘルス&ビューティケアの既存店売上高は、14カ月連続で前年実績を超えた。

■PPIH(2022年6月期:売上高1兆8312億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上5.3%増、客数1.5%減、客単価6.9%増、対象店舗数581店
全店売上高5.7%増、対象店舗613店

ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高7.9%増、客数0.3%減、客単価8.3%増。家電製品5.3%減、日用雑貨品11.7%増、食品8.1%増、時計・ファッション用品5.8%増、スポーツ・レジャー用品12.4%増、対象店舗数451店。全店売上高8.7%増、店舗数479店

・GMS事業(ユニー)
既存店売上高1.2%減、客数4.2%減、客単価3.1%増
衣料品2.1%減、住居関連品3.4%減、食品0.5%減
対象店舗数130店。全店売上高2.0%減、店舗数134店

■イトーヨーカ堂(2022年2月期:売上高1兆675億円)
既存店総売上高(SC計)2.7%増、商品売上1.1%増、客数0.2%増、客単価0.8%増、テナント6.1%増
全店総売上計1.7%増、うち商品売上0.3%減、テナント他5.8%増

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