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ショッピングセンター/6月既存店売上7.6%増、外出機運高まり美容好調

2023年07月25日 11:20 / 月次

日本ショッピングセンター協会が7月25日に発表した6月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比7.6%増となった。

月度 総合 テナント キーテナント
7月 5.5%増 6.8%増 0.7%増
8月 15.8%増 19%増 4.1%増
9月 12.7%増 15.3%増 3.1%増
10月 9.2%増 10.7%増 3.1%増
11月 2.3%増 2.5%増 1.2%増
12月 4.9%増 5.4%増 3.0%増
1月 11.1%増 12.6%増 5.2%増
2月 19.9%増 23.8%増 6.9%増
3月 11.5%増 13.0%増 5.5%増
4月 10.4%増 11.5%増 6.3%増
5月 7.6%増 8.3%増 4.7%増
6月 7.6%増 8.8%増 3.9%増

5月からの新型コロナウイルス5類移行や、全国旅行支援、インバウンド需要増加などの影響により来館数が増え、前年超えとなった。コロナ禍前の2019年と比較すると総合で7.7%減だが、立地別でみると北海道と九州・沖縄の中心地域が、都市別でみると札幌市と福岡市で2019年を上回っている。

立地別にみると、中心地域は総合で11.8%増、周辺地域は5.9%増となった。外出機運が高まったことや国内外の旅行客などが増加したことで、とくに中心地域の大都市が好調だった。

業種別にみると、「ファッション」はプレセールや気温上昇により、夏物商材が高稼働した。「飲食」は旅行客の来館やコロナ感染対策緩和により、引き続き立地や地域問わず好調。「医薬・化粧品」はメイク用品が良く売れ、「サービス」では外出機運の高まりにより、美容やアミューズメントが好調だった。

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