ショッピングセンター/5月既存店売上7.6%増、コロナ5類移行などで来館者増
2023年06月26日 16:06 / 月次
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日本ショッピングセンター協会が6月26日に発表した5月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比7.6%増となった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 5.5%増 | 6.8%増 | 0.7%増 |
8月 | 15.8%増 | 19%増 | 4.1%増 |
9月 | 12.7%増 | 15.3%増 | 3.1%増 |
10月 | 9.2%増 | 10.7%増 | 3.1%増 |
11月 | 2.3%増 | 2.5%増 | 1.2%増 |
12月 | 4.9%増 | 5.4%増 | 3.0%増 |
1月 | 11.1%増 | 12.6%増 | 5.2%増 |
2月 | 19.9%増 | 23.8%増 | 6.9%増 |
3月 | 11.5%増 | 13.0%増 | 5.5%増 |
4月 | 10.4%増 | 11.5%増 | 6.3%増 |
5月 | 7.6%増 | 8.3%増 | 4.7%増 |
5月8日からの新型コロナウイルスの5類移行や、引き続き実施されている全国旅行支援により来館者数が増え、前年超えとなった。2019年と比較すると総合で3.7%減とコロナ禍前を下回っているが、いくつかの大都市では2019年を上回っている。
立地別にみると、中心地域は総合で11.5%増、周辺地域は5.8%増。外出機運が高まったことや国内外の旅行客などが増加したことで、特に中心地域の大都市が好調だった。
業種別にみると、軽衣料やサンダルなどの夏物商材が高稼働し、旅行客の土産やゴールデンウィークの手土産需要に加え、母の日のギフト需要もあり、食料品も好調。旅行客の来館やコロナ感染対策緩和により、立地や地域問わず飲食が伸びている。
サービスでは、シネマのほか、旅行、美容関係が好調だった。
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