カジュアル衣料/11月既存店ユニクロ10.0%増、しまむら4.3%増
2023年12月22日 11:20 / 月次
カジュアル衣料4社の11月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ10.0%増、しまむら4.3%増、西松屋7.8%増、ハニーズ9.4%増となった。
<11月実績>
社名 | 既存店売上高前年同月比 | 全店売上高前年同月比 |
ユニクロ | 10.0%増 | 11.7%増 |
しまむら | 4.3%増 | 4.1%増 |
西松屋 | 7.8%増 | 12.4%増 |
ハニーズ | 9.4%増 | 10.1%増 |
■国内ユニクロ事業(2023年8月期:売上高8904億円)
既存店(739店)+Eコマースの売上高は10.0%増、客数6.0%増、客単価3.8%増
直営店(801店)+Eコマースの売上高は11.7%増、客数7.5%増、客単価3.9%増
出退店は、出店7店、退店0店だった。
11月は、月後半に気温が低下したことで冬物商品の販売が好調だったことに加え、感謝祭商戦やコラボ商品の販売も好調で、既存店売上高は増収となった。
■しまむら事業(2023年2月期:売上高6161億円)
既存店売上は4.3%増
全店売上4.1%増、客数0.2%増、客単価3.9%増
出店1、退店1で、月末店舗数1414店
11月度は、月度後半に気温が急低下したことで、アウター衣料と実用品の初冬物や冬物が売上を伸ばした。販促では、創業70周年の大創業祭と大感謝祭が集客に効果的だった。冬物では、PB「CLOSSHI」であたたか素材を使用した「FIBER HEAT」や、高価格帯の「CLOSSHI PREMIUM」が、婦人・紳士の肌着や寝具・インテリアを中心に好調だった。
■西松屋チェーン(2023年2月期:売上高1695億円)
既存店売上高7.8%増、客数1.4%増、客単価6.4%増
全店売上12.4%増、客数5.7%増、客単価6.3%増
出店5店、退店2店で、月末店舗数は1102店舗
11月は、後半に気温が低下したことで、秋物衣料や冬物衣料の売上高がきわめて好調に推移した。加えて、育児・服飾雑貨の売上高も好調だった。
■ハニーズ(2023年5月期:売上高548億円)
既存店売上高9.4%増、客数4.2%増、客単価4.9%増
全店売上高10.1%増、客数4.9%増、客単価5.0%増
出店2、退店0、月末店舗数873店
11月は、中旬から気温が低下したことで、アウターやあったか素材のアイテムが好調に推移し、既存店売上は前年を上回った。商品としては、ジャケット、ニット、カットソーが売れ筋となった。
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