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カジュアル衣料/3月既存店ユニクロ1.5%減、しまむら1.1%増

2024年04月23日 10:15 / 月次

カジュアル衣料4社の3月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ1.5%減、しまむら1.1%増、西松屋2.9%減、ハニーズ11.0%減となった。

<3月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 1.5%減 1.0%増
しまむら 1.1%増 1.1%増
西松屋 2.9%減 0.7%増
ハニーズ 11.0%減 10.7%減

■国内ユニクロ事業(2023年8月期:売上高8904億円)
既存店(720店)+Eコマースの売上高は1.5%減、客数7.7%減、客単価6.7%増
直営店(787店)+Eコマースの売上高は1.0%増、客数5.5%減、客単価6.8%増
出退店は、出店5店、退店8店だった。

3月は、月を通して気温が低く推移し、春物商品の販売が伸び悩んだことで、既存店売上高は減収となった。

しまむら事業(2023年2月期:売上高6161億円)
既存店売上は1.1%増
全店売上1.1%増、客数3.1%増、客単価1.9%減
出店0、退店0で、月末店舗数1415店

3月度は、全国的に気温が低く推移し、春・初夏物が低調となった。一方、夏物は好調で、特に子供アウター衣料で打ち出した「ベビー・キッズフェア」は集客に効果的だった。また、実用品では「FIBER DRY」シリーズの肌着が好調。婦人アウター衣料では、デニムやシアー、チュール素材のアイテムが売れ筋となった。

■西松屋チェーン(2023年2月期:売上高1695億円)
既存店売上高2.9%減、客数3.3%減、客単価0.4%増
全店売上0.7%増、客数0.2%増、客単価0.5%増
出店3店、退店2店で、月末店舗数は1110店舗

3月は、前年と比較して気温が低めに推移したことで、春物衣料の売上高が前年を下回った。一方、育児・服飾雑貨の売上高は期間を通じて好調に推移した。

■ハニーズ(2023年5月期:売上高548億円)
既存店売上高11.0%減、客数14.0%減、客単価3.5%増
全店売上高10.7%減、客数13.8%減、客単価3.6%増
出店6、退店2、月末店舗数871店

3月は、全国的に気温が月間を通じて低く推移し、前年の好調に比して、今年は春物の売上が低調だったため、既存店売上は前年を下回った。商品としては、カットソー、ブラウス、パンツが売れ筋となった。

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